CATEGORY

芸術イベント、映画など

映画、「湖のほとりで」

舞台は北イタリア、アルプスだろうか美しい山の麓だ。 静かな村里にいつもの日常がある。 人と自然のヒューマンドラマかなと思ったら、 いきなり、殺人だ。 犯人を追う刑事がかっこいい。 不思議な事に被害者の死に顔を安らかだ。明らかに絞殺されているのに 何かから解放されたかのように穏やかな死に顔だ。 いったい何があったのか。 障害を持つ子を育てる苦しみ。 痴呆が進む妻を見つめる哀しさ。 誰もが心に苦しみを […]

映画、「人生に乾杯」

映画、「人生に乾杯」を見ました。 痛快な映画です。そして時々泣きました。 この老夫婦いいですね。カッコいいです。 「明日に向かって撃て」のブッチとエッタのように銀行を襲いながら 逃避行を続けるエミルとヘディ、そして車は1958年型チャイカ。 車もタダモノじゃない。 やはり時代は老齢者やね。 年寄りがかっこいいじゃないですか。 「愛してる」なんて面倒臭いことをいちいち言い続けなくてもいいじゃないです […]

寺山修司、「摩訶不思議のファインダー」展

先日、心斎橋界隈をうろついていた。ついでにちょっと本屋に寄ろうと 「アセンス」というところに行った。ここは最上階にアート関係の本が おいてあって、結構珍しい絵画やアートの本があるのでいいところだ。 藤原新也の「西蔵放浪」という本もここで見つけた。 他では売ってない本がおいてあることもよくあって近くにきたら立ち寄る ようにしている。 そういう具合で、4階に行くと、更に上の階で、寺山修司の写真展が あ […]

映画、「スラムドッグ$ミリオネア」

この映画は、本を先に読んで興味が出たので見に行った。 本は、「僕と1ルピーの神様」という題だ。 期待して見に行ったのに本とはえらい違いだ。がっかりだった。 確かに粗筋は似ているけど、大事なところが全部欠落してしまって いるような気持ちになってしまった。 もう何年も前、インドのデリーからアグラまで車で走り、「タージマハール」 に行ったことがある。 殆どが高速道路の旅だ。「快適に走れるね」というはずだ […]

映画、「グラン・トリノ」

「あっ、クリント・イーストウッドや」という事で見に行った。 イーストウッドの「マディソン郡の橋」の思い出が頭の中にこびりついている。 「あの映画ではええ味だしてたなあ」 映画そのものは、どうという事はないのだが、 「雨の中、バックミラーに映る恋人の姿」 「車を止めて降りようか、どうしよう」 そんな景色を現実にどこかで見たことがあるような気がして・・・・・・ 思い切り懐かしくなったのだ。 この映画、 […]