CATEGORY

芸術イベント、映画など

映画、「パイレーツ・ロック」

実に楽しい映画だった。久しぶりに感動した。 60年代、ブリティッシュロックが最盛期の頃の話だ。 イギリスBBC放送では、ロックが1日数十分に制限されていたのに対抗して、 公海上に船を浮かべ、そこから海賊放送をする人たちがいた。 24時間のディスクジョッキー番組だ。 何人もが入れ替わり立ち替わり一日中お喋りパフォーマンスをやるのだ。 実にかっこいい。 それをけしからんと取り締まろうとするお上との戦い […]

映画、「陰獣」

大阪九条の「シネ・ヌーボー」いつもマイナーではあるが好い作品をやっている。 久しぶりに来たが今日は意外と人が多い。 しかし、これは「ヌーボーX」の客ではなくて、きっと正統派の映画の方の客なん やろなあと思っていた。時間がきて場内にはいるとあんのじょうそうだ。 客はたった3人。おじさんばかりだ。 あのポスターに惹かれて来たんかなあ。私も違うとは言い難いけど。 江戸川乱歩の原作だ。幻の推理小説作家、大 […]

映画、「ヴィヨンの妻」

メジャーな映画のようでちょっとためらいはあったが、 太宰治は好きな作家なので、どんな風な映画になっているか興味がわいた ので行ってみた。 ・・・・ 「ここを過ぎて悲しみの市。」  友はみな、僕からはなあれ、かなしき眼もて僕を眺める。友よ、僕と 語れ、僕を笑へ。・・・ああ、僕はこの手もて、園を水にしづめた。 ・・・・・・ これは、「ヴィヨンの妻」ではなく、「道化の華」の出だしだ。 この話も心中がテー […]

映画、「紅い鞄」

映画、「紅い鞄」をDVDで見た。 子供の頃よく夢を見た。 こんな夢だ。 なぜかわからないけど何かから逃げてている。あるいは何かが追いかけてきている。 だから必死で逃げている。地べたを一生懸命走っていたかと思うと、木を登っている それから山みたいなところを一生懸命上に走っている。 それでも終わらない。まだまだ逃げないといけない。 ジャングルジムの上にのぼったり、建物の中に入ったり、脈絡も何もなく走っ […]

MIHO美術館、「若冲ワンダーランド」

「美の巨人たち」というテレビ番組を見ていたら、「若冲ワンダーランド」と いう特集をやっていた。伊藤若冲の画を探る番組だ。 その後、東寺に行こうと京都に向かう電車の中で、MIHO美術館でこの 「若冲ワンダーランド」の特別展をやっているという吊広告を見つけた。 「これは絶対行こう」とMIHO美術館の場所を探したら、えらい遠くにある。 信楽の奥の方だ。 ゴルフ場のある山の中。着いたら、9時25分。9時半 […]