映画、「しかし、それだけではない」
副題、「加藤周一 幽霊と語る」 今迄、能というものに関心はないではなかったが、実際に見た事はなかった。 謡曲の本を読んだりすることはあるが、能という舞台にどういうたくらみがあるのかと いうことには全く無知であった。 この映画に夢幻能という言葉がでてきた。 かなり気になって本を読んで見た。 諸国一見の旅の僧がいるとしよう。 朝に出発し、夜にはその日の目的地に着こうと旅を続けているときに、ふと有る場所 […]
副題、「加藤周一 幽霊と語る」 今迄、能というものに関心はないではなかったが、実際に見た事はなかった。 謡曲の本を読んだりすることはあるが、能という舞台にどういうたくらみがあるのかと いうことには全く無知であった。 この映画に夢幻能という言葉がでてきた。 かなり気になって本を読んで見た。 諸国一見の旅の僧がいるとしよう。 朝に出発し、夜にはその日の目的地に着こうと旅を続けているときに、ふと有る場所 […]
これは面白い!抱腹絶倒の大活劇だ。 ロシアのボリショイ交響楽団。ユダヤ系の演奏家たちが排斥された時期があった。 高名な指揮者も劇場の掃除夫をやらなけらばいけないしまつだ。 そんなある日、事務局長の部屋を掃除していると突然FAXが入ってきた。 パリからの出演依頼だ。 何気なくそれを見た彼は、奇想天外な事を思いつく。 「この出演を横取りするのだ」 追い出された仲間を集めれば楽団が一つ作れる。 ボリショ […]
もうすぐ二人目の子供が生まれてくるというのに、何もない。 金がない。食い物もない。 とうとう妻が病気になった。薬もないし、あっても買えない。 なんとかしないと皆死んでしまう。 それでとうとう父は、どんな事をしても金を稼いで薬を買おうと、北朝鮮を抜け出す。 そこから家族の更なる悲劇が始まる。 哀しくて哀しくてやりきれない。 ずっと泣いていてしまった。 この世の不条理をのこらず集めて凝縮して物語りにし […]
もうとっくに終わってしまったが、水曜の話の続きだ。この日は寒かったが、うぞうすいを 食べて元気がでた。わらじ屋に入る前に京都国立博物館の前を覗いていったが、かなりの列 であった。 「夜間開場の日やから遅くなったら空いてくるで」 ともくろんでいたらあんのじょう大分少なくなっている。それでも30分位はかかりそうだ。 もう少しぎりぎりまで待って入った方がよかったのだろう。 あんまり待ったら見る時間がなく […]
「最近ロックを聞いてないなあ」と思っていた頃、知人から、 「神戸でライブやるけど聞きにきませんか」と声がかかった。 GAP(Great Artistic Planet)というバンドだ。昼間は普通の職業を持ちながら音楽活動を やり続けているすごい人達だ。 今までは、仕事が終わってから三宮まで来ていたので、飯を食う時間がなかった。しかし 今は余裕があるので飯を食ってビールまで飲んできた。 ほろ酔い加減 […]