芸術イベント、映画など
映画、「ゆずり葉の頃」を見た
すばらしい映画を見た。静謐で心に沁みる映画だ。 美しい老女がいる。 立派な社会人の息子がいて、和服仕立てでは名のある人らしい。何不自由なく くらしているようではあるが、戦後の苦しい時代を生き抜いてきた、それなり の過去の思いを背負っているようでもある。 ある日、突然旅に出た。 ある画家の絵が気になっていて、その画家の展覧会がある軽井沢に行ったらし い。旅の支度もホテルの予約もなしに、ふらりと出かけ […]
映画、「涙するまで、生きる」を見た
すばらしい映画だと思う。 アルジェリアの山の中だ。寒い風がびゅうびゅうと吹きすさぶ谷の狭間の小さ な丘の上に学校がある。アルジェリアの元フランス軍少佐だったダリューが今 は民間の教師としてここに暮らしている。日々の暮らしは厳しい。子ども達の 暮らしも厳しい。人里離れた学校で殆ど修行僧のようにして暮らしているが、 その暮らしにはある種の満足を感じていた。 しかし、アルジェリア独立運動の戦いが激しくな […]
大阪、忠岡町、「正木美術館」に行った
久しぶりに「正木美術館」に行ってみよう。メールマガジンで「一休さん」の 特集、「一休日より」をやるとあった。一休さんは大変興味がある。 その奔放な生き様と「狂雲集」という凄い漢詩を残している事だ。 それで京田辺市にある酬恩庵(一休寺)に行った時のことは前にブログに書いた。 その後、滋賀県の琵琶湖の畔、満月寺浮見堂の近くにある、一休さんが若い頃 修行したという祥瑞寺にも行ってブログに書いた。 それで […]
4月文楽公演に行った
今回も発売日に早々とチケットを買った。今のところ一番ええ席やと思ってる 右の端の太夫がよく見えるあたりをゲットするためだ。太夫の声がびんびん聞 こえる。三味線の息づかいも良く聞こえる。しかも人形の動きもよく見える。 残念ながら左手側の舞台は陰になって見えにくい時があるけど、総てがうまく 行くわけにはいかない。 さてそれはええとして舞台が始まった。 何故か超満員だ。客席もすごい熱気に思える。 やっぱ […]