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芸術イベント、映画など

京都で篆刻展

月に2回、京都へ篆刻を習いに行っている。篆刻というのは石に印を彫るやつ だ。書や水墨画、日本画に落款印を押すときに使う。元々水墨画をやってるん で、やるからには自分で印を彫りたいもんやと無謀にも自己流でやっていた。 その後、少し習ったりもしたけどあんまりええ先生に巡り会えなかった。 有るとき友人の紹介でその友人が習ってる篆刻教室に参加させてもらったら、 やっぱり基本をきちんと習うのが一番やとわかっ […]

映画、「ゆずり葉の頃」を見た

すばらしい映画を見た。静謐で心に沁みる映画だ。 美しい老女がいる。 立派な社会人の息子がいて、和服仕立てでは名のある人らしい。何不自由なく くらしているようではあるが、戦後の苦しい時代を生き抜いてきた、それなり の過去の思いを背負っているようでもある。 ある日、突然旅に出た。 ある画家の絵が気になっていて、その画家の展覧会がある軽井沢に行ったらし い。旅の支度もホテルの予約もなしに、ふらりと出かけ […]

映画、「涙するまで、生きる」を見た

すばらしい映画だと思う。 アルジェリアの山の中だ。寒い風がびゅうびゅうと吹きすさぶ谷の狭間の小さ な丘の上に学校がある。アルジェリアの元フランス軍少佐だったダリューが今 は民間の教師としてここに暮らしている。日々の暮らしは厳しい。子ども達の 暮らしも厳しい。人里離れた学校で殆ど修行僧のようにして暮らしているが、 その暮らしにはある種の満足を感じていた。 しかし、アルジェリア独立運動の戦いが激しくな […]

大阪、忠岡町、「正木美術館」に行った

久しぶりに「正木美術館」に行ってみよう。メールマガジンで「一休さん」の 特集、「一休日より」をやるとあった。一休さんは大変興味がある。 その奔放な生き様と「狂雲集」という凄い漢詩を残している事だ。 それで京田辺市にある酬恩庵(一休寺)に行った時のことは前にブログに書いた。 その後、滋賀県の琵琶湖の畔、満月寺浮見堂の近くにある、一休さんが若い頃 修行したという祥瑞寺にも行ってブログに書いた。 それで […]

4月文楽公演に行った

今回も発売日に早々とチケットを買った。今のところ一番ええ席やと思ってる 右の端の太夫がよく見えるあたりをゲットするためだ。太夫の声がびんびん聞 こえる。三味線の息づかいも良く聞こえる。しかも人形の動きもよく見える。 残念ながら左手側の舞台は陰になって見えにくい時があるけど、総てがうまく 行くわけにはいかない。 さてそれはええとして舞台が始まった。 何故か超満員だ。客席もすごい熱気に思える。 やっぱ […]