紀行文
江南の旅、浙江烏鎮ー05
西柵街は入って歩いているとじわじわ分かってきた。 「ここ新しで」 東柵街に比べるとあまりにも大きい。確かに古そうな建物がないではないが どこかの村に残るものを持ってきたような匂いがぷんぷんする。 実際に漂っているのは古くて新しい臭豆腐の匂いだ。 看板があった。じっくりよくはわからないが、「北京と杭州を結ぶ有名な大運河の 最終端がここやで、どやねん」と言うてるみたいだ。 大運河テーマパークを狙ってい […]
江南の旅、浙江烏鎮ー04
東柵街と西柵街は真ん中の入り口を中心に左右に分かれているのかと思ったら 全然違った。西柵はかなり離れたところにある。 古鎮の中で食べると、高くてまずそうという感覚があって行く気がしない。 西柵街の門前にごく普通そうな飯屋が2、3軒ならんでいる。 ここは勘のはたらかせどころだ。 眼の前の店のおばちゃんがもう我々を迎え入れ体制に入っているのを見ながら 振り返って反対側の店に入った。 「ごめんね・・」 […]
江南の旅、浙江烏鎮ー03
藍染め屋は東柵街の殆ど東の端にある。 昔の藍染め樽や藍染めの型、様々な道具が展示してあるが、今は全く使われて いない。しかし、中庭には染めた藍布が何十本も物干しにかけられていて、 風にはためいていかにも藍染屋らしい雰囲気を作っているが、これは観光用に 雰囲気作りをしたものだろう。物干しのものも売っているものもここで作られた ものではなくて、近くの藍染め工場があって盛んだという桐郷あたりのものに 違 […]
江南の旅、浙江烏鎮ー02
この古鎮は瓦が面白い。日本の瓦の数分の一ほどの大きさで湾曲が更にきつい。 これを縦には被りながらずらして敷き詰めるがその間隔はかなり密だ。全体の 2/3以上は被っている。そして横方向には上に凸に敷き詰めた瓦の列の間に上に 凹の瓦を縦に並べて間から水が漏らないようにしているのだ。 日本だと、左右にもうまく被りがでるような瓦の形状と敷き方の工夫があるが、 それとは又違った工夫があるようなのだ。 そして […]