桂林2007の想い出-12、少数民族のおばちゃん達
急斜面に狭く細長くへばりついた無数の棚田はなんぼ見てても飽きない。 斜面を登ったり下ったり、あっちへ行ったりこっちへ行ったりうろうろ歩いて いたら山の中腹にお堂のようなものがあって、展望台を兼ねた休憩所のような ところがあった。ちょうどええわ、ちょっと疲れたし一服しょうかと腰をかけ たり景色を見たり、写真を撮ったりとのんびりしてたら、下の方から少数民族 の人たちが数人、赤やら青やら派手目の民族衣装 […]
急斜面に狭く細長くへばりついた無数の棚田はなんぼ見てても飽きない。 斜面を登ったり下ったり、あっちへ行ったりこっちへ行ったりうろうろ歩いて いたら山の中腹にお堂のようなものがあって、展望台を兼ねた休憩所のような ところがあった。ちょうどええわ、ちょっと疲れたし一服しょうかと腰をかけ たり景色を見たり、写真を撮ったりとのんびりしてたら、下の方から少数民族 の人たちが数人、赤やら青やら派手目の民族衣装 […]
ある時張芸謀の映画、「女と銃と荒野の麺屋」を見たと言う話をした事がある。 これが地の果てかと言うような不毛の山岳地帯、草木も生えない土と岩の山々 の間にぽつんと一軒だけ麺屋がある。こんなとこ誰が来るんか? と言うよう なところにある店だ。もしかしたら盗賊のアジト? そしてその麺が実にうまそうなのだ。これを見て監督の張芸謀はきっと麺が大 好きなんやろと思った。 ある時、「北京電影学院物語」と言うのを […]
漓江下りも終わりに近づいた。川の流れと景色の移り変わりは何時果てるとも 知れない。この先も幾らでも続きそうにも思える。 しかし、岸辺に人家が増えてきた。そして小さな船泊まりのようなところにや ってきた。 陽朔というところに着いたのかもしれない。 「ここで終わりなんか?」 わしらの船はまさにここで上陸するようだ。しかし、正規の観光船はどこにも いる風ではない。出るときも横っちょからこそこそっと出たみ […]
ビールを飲んでおいしいもん食ってるうちにすっかり忘れてしまってたけど、 今日はこれから本日のメインイベントがあるんやった。一番本命の漓江下りに 行かんとあかんのやんか。 急ごう。 でも、運転手は全然急いでへんなあ。 市街地を離れるとだんだん田園地帯に入って来た。田圃や畑がある。 曇っているけどその向うには山が見える。 しかもずらずらずらっと三角形の山が並んでいる。近くは濃くて、だんだん薄 くなって […]
タクシーでするりと瑞芳駅に着いた。まず列車のチケットを買ってしまう。帰 りの便は少ない。自強号で帰っても各停で帰っても同じくらいになりそう。そ れなら自強号で帰ることにしよう。そうなるとかなり時間があまる。 駅前の商店街をうろつくことにしよう。ずずっと奥まで行ったら市場のような ところであった ドアを入るとえらい沸き立ってるやんか。 それも食いモン屋さんが多い。 まだ昼飯には早い時間やのに食ってる […]