久しぶりの四文字遊び。天長地久(てんちょうちきゅう)。
天長地久(てんちょうちきゅう)。 「天は長く地は久しい」といえば、有名な白居易という詩人が書いた「長恨歌」という長い詩に出てくる言葉だ。玄宗皇帝と楊貴妃の永遠の愛を謳ったというやつだ。 もちろんそんな話はわしには何の関係もない。 わしの話は、いつまでたっても何か作りたい、改造したいなんていいう、愚かなモノ狂いが治らへんという話だ。 子どものころから図画工作的なものが大好きだった。 大きくなってもな […]
天長地久(てんちょうちきゅう)。 「天は長く地は久しい」といえば、有名な白居易という詩人が書いた「長恨歌」という長い詩に出てくる言葉だ。玄宗皇帝と楊貴妃の永遠の愛を謳ったというやつだ。 もちろんそんな話はわしには何の関係もない。 わしの話は、いつまでたっても何か作りたい、改造したいなんていいう、愚かなモノ狂いが治らへんという話だ。 子どものころから図画工作的なものが大好きだった。 大きくなってもな […]
偶獲至宝(ぐうかくしほう)。 ある時、物置を片付けていた。 他人のことは言えんけど、こういうのは全くの負の遺産ではないか。 いろいろ残しておいてくれるのはええけど。 亡くなったあと、物置に残っているのはほとんどがガラクタ。 今のうちに整理して、捨てるものはすてておかへんと、また次の世代に迷惑をかけることになる。 わしは軽トラを持ってへんから、コンパクトカーの後ろを一杯広げて、要らんもんをギチギチに […]
足音跫然(そくおんきょうぜん)。 その時は、まだ魔物の足音がひそひそと近づいているとは露知らず、ご機嫌で中国旅行の計画を立てていた。 出発までにまだまだ時間がある。楽しい計画、ゆっくり調べて。 ある日、郵便が来た。役場の定期健康診断の結果のやつだ。いつもとちょっと違う。 胃の検査で少しおかしいところがあるんで精密検査をするようにと書いてある。 ビクッ、体は絶好調、なんでもパクパク食べるし、酒も飲む […]
天変地異(てんぺんちい)。 もう爺さんになってからも長いですなあ。 幸い、これまでに大災害に出会わずに暮らしてくることができた。 ありがたい話だ。 和歌山や大阪に住んでると天変地異といえば、台風がメインになる。 子どもの頃から台風シーズンを凌ぐのは大変だった思い出は多い。 洪水被害が多かった頃は、河の中を家ごと流される人を見たような記憶さえある。引っ越した家の柱の背より高い位置に水の跡があったりし […]
井蛙之見(せいあのけん)。 誰でもそうやけど、本を読んでてはたと思い当たる時がある。 ああ、あの時わしらもそうやった。それで、昔の思い出が奔流のように蘇って懐かしい。 そんな引き金が埋まっている本に行き当たるととても楽しい。 わしの場合は、増山実という人の「あの夏のクライフ同盟」という本であった。 舞台はおなじ北九州。わしらの学生時代は北九州市であった。 新聞、テレビなしの世間知らず。漫画や麻雀、 […]