魔性の味、香辣蟹

魔性の四川料理、花椒の麻の痺れと、唐辛子の辣に取りつかれて久しいですが、蟹料理もおいしいです。 香辣蟹といいます。小振りの川蟹をざくざくと切って、あの麻と辣で炒めています。 いつもの香りと強烈な辛さで食べる蟹は特別おいしく感じます。 四川料理を紹介した本にも、「香辣在口中横行」と説明しています。一度食べると、口中に香りと辛さが広がるという意味でしょう。   いろんな四川料理店でいろんな香辣蟹を食べ […]

最近夢中で読んだ本、ウー・ウエン、ひろ さちや、木下杢太郎

ウー・ウエン 「心から元気になる家常菜」 私は、中国を旅して、中国料理が好きなので、その土地土地の料理を沢山食べます。確かに火と油を使った料理は多いけど、脂っこい料理ばかりではありません。むしろ素材の持ち味を生かしながらも、複雑な味付けであったり、思わぬ組み合わせであったりとかいつも新鮮な喜びがあります。 この本は、そういう中国料理の国に生まれた著者が、日々の暮らしの中で、自然のリズムに合わせて自 […]

東洋陶磁美術館「鍋島」特別展

いつもの東洋陶磁美術館に行きました。今回は「鍋島」特別展です。 やはり日本の磁器の技術はすばらしいですね。 有田焼の技術の粋を鍋島藩主が将軍などに献上する品として結集させた極上の焼き物の数々でした。 こういうのを見ていると、ヨーロッパのヘレンドやマイセンなどのものに比べても遥かに洗練されて格が高いと言ってもいいものだと改めて思いました。 技術の伝承だけでなく、デザインなどの面でも伝統の様式に埋没し […]

ああ、大連駅

先日、大連に行った時、帰る日に少し時間があったので大連駅に寄りました。日本占領時代に建てられたもので、東京の上野駅と同じ設計者によるものだそうです。私は上野駅をよく知らないのですが、とてもよく似ているということです。 この駅を起点に満州鉄道ができ、軍人や大陸浪人、入植者、一旗あげたいひと、逃げ場を求める人たちなど、本当に夥しい人達の夢や絶望をのせて列車が動いていたのだと思い、一度、是非ともしっかり […]

ブダペスト雑感

もう4年前の記憶なので、すこし薄れてきていますが、ブダペストはとても美しい街でした。 ヨーロッパの古都らしい静かなたたずまいと、不思議な活気が混在しています。アジア的な懐かしさすらあります。 面白い街だと思いました。 ローマ帝国やオスマン帝国、ハプスブルグ家の支配などの複雑な歴史の変遷がもたらした結果なんでしょうが、文化の深みを感じさせてくれます。 大きな都会だけど気取ってないし、派手ではないけど […]