杭州、「中国美術学院」訪問ー2
広い構内をぶらぶらと回っていると、休日だというのに 沢山の人が学校に来て勉強している。 それぞれが一生懸命に作品に向かっているのだ。 老師が言うには、「中国では、水墨画などは非常な人気だから これで、有名になれば莫大な収入になるので、皆必死なんだよ」 ということだ。 夫々の部屋で孤独に作品を作る人もいれば、議論している人もいる。 モデルをつかっている人もいる。 古今の名作も教材としてそろっているの […]
広い構内をぶらぶらと回っていると、休日だというのに 沢山の人が学校に来て勉強している。 それぞれが一生懸命に作品に向かっているのだ。 老師が言うには、「中国では、水墨画などは非常な人気だから これで、有名になれば莫大な収入になるので、皆必死なんだよ」 ということだ。 夫々の部屋で孤独に作品を作る人もいれば、議論している人もいる。 モデルをつかっている人もいる。 古今の名作も教材としてそろっているの […]
さて杭州に来たからには行かないといけない所がある。 今は我らが水墨画の老師が更に境地を深めようと中国留学中なのだ。 場所は「中国美術学院」、書画では中国一とも言える学校なのだそうだ。 それで、老師に連絡をとった。 「今からおいで、学校を案内するよ」という話だ。 場所も西湖のほとりなので直にいける。 なるほど、玄関先で待っていてくれた。 いきなり通りがかった日本人に紹介された。沢山の留学生がいるよう […]
紹興の沈園に再び来ました。 宋の時代の詩人、陸遊と唐婉の恋の思い出の場所です。 一度は夫婦となり、愛し合いながらも別れざるを得ずして、月日がたったあと、 偶然この沈園で出会った二人が詩を交わすというロマンチックな話です。 詩の題は、「釵頭鳳 」 ・・・・ 一懐愁緒 幾年離索 錯錯錯 ・・・・・ ・・・年を重ねれば重ねるほど、思いはつのる。 間違いだらけの人の世の中・・・ 同じ題で唐婉が返す。 ・・ […]