開高健、「ロマネ・コンティ1935年」
もう何べん読み直したでしょうか。
大好きな本の一つです。
文章がうまい、話題がおもしろい、知識豊かだ、視点がいい、勉強になることばかりです。
思えば、中国やベトナムにこんなに浸ってしまったのも、この人の本を読んでいたのがどっかの根っこにあった為かも知れません。
香港の老朋友の話。老舎が気になり、北京の老舎記念館を訪ねました。
ベトナム、ホーチミンの釣り友達の話。
漢詩を読み直したいと思い始めました。
グレアム・グリーンを読むことになりました。
なによりも、ホーチミンが気になり、結局は何度も訪問することになりました。
気が付けば、この人の本を折りにふれて読み直してます。
そういう本です。
北方謙三、「水滸伝・10」
官軍にも勇将はいました。
呼延灼。梁山泊軍に一度だけなら勝てると自信を持っていいました。
それほどの男が登場です。
とうとう梁山泊軍の敗北か。
手に汗握る戦いが始まります。
結果はどうなったでしょう。
この本の中では、人間が輝いてますね。
元気をもらえる本です。
毎週火曜は、最近夢中で読んだ本の話です。