映画、「ツーリスト」

久しぶりにハリウッド映画を見た。
久しぶりの大劇場だ。広いし、画面も大きい。音響も聞き易い。
「やっぱりたまにはメジャーもええなあ」と思う。
久しぶりにハリウッドの美女を見た。
「すこぶるとびきりの美女やんか」、「きれいやなあ」
でもそれだけ。
景色も美しい。とびきりのベネチアだ。「ツーリスト」という題にだまされたが、旅の話では
全くない。ツーリストが出て来るだけの話だ。
プロペラ式のハンググライダーみたいなものから撮影してるのかなあ。ちょっと空に上った
視点で映しているから違った視点でベネチアが見れていい。
しかし、景色を見せるのがメインではないから中途半端だ。人の暮らしにも入って行かないし
ベネチアを味わう暇はない。
英語になったり、フランス語がでたり、イタリア語で喋っていたりといろんな字幕が出たり
入ったりするが、言語にこだわるほどの内容でもないので全部英語にしたらええのになどと
下らない事を考える時間があった。
内容はサスペンス仕立てのコメディとしか思えないが、落ちがない。
音楽も合ってないんとちゃうやろか。
それでかどうかわからんけど、映画館はがらがらだ。
横の方で爆睡いびきが聞こえる。不思議にまったく腹が立たなかった。
「こんなもん寝てまえ」と寝れない私が悪いのだ。
エンディングロールを見ていると、字幕、戸田奈津子とある。
「ええ?この人いつまで字幕翻訳やってんやろ。いったいいくつなんやろ?」
疑問が湧いた。それでも、字幕翻訳までハリウッドセットなんか?
シニア割引やから気楽になんでも行けるのだ。時間は惜しいけどね。

eiga110324

毎週木曜は映画、音楽、書画に関する話です。

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