珍しい鳥を見ました。
色が綺麗とか目立つとかいうわけではないし、小振りだけれど、姿の美しい鳥でした。
色合いは、地味なグレーと白です。
頭部が小さくて、胴が細長くシューっとしています。
「ギィー」というような声で一声鳴きました。
バードウォッチングの知識と経験がないので、何という鳥かわかりません。
散歩していたり、旅行していると、時に花や鳥にはっとする事があります。
すばらしく綺麗なものを見るときもあるし、派手ではないけれど風景に溶け込んで、
印象的なものもあります。
カメラを持っていて、直にうつせたらいいのですが、いつもいいタイミングばかりとは限りません。
それよりも、目と頭の中にしっかりと焼き付けておいて、後でスケッチできたらいいなと、最近は感じています。
画の練習でもそうなので、見ながらスケッチするのも大事だけど、
印象をしっかり作って、イメージだけで画を描く練習をしないと
いけないと思っているのです。
水墨画の老師もよくそういうような事をいいます。
自分流に書いたのを見せると、決してけなしはしないけど、
「写真だね」とか言われてしまいます。
それで、この画。
なかなか画にならないですね。