最近読んだ本、「ハリー・クバート事件 上、下」

  • 2026年10月2日
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本

「ハリー・クバート事件 上、下」

ジョエル・ディケール 著

誰が少女を殺したのか?あの夏、あの町で何があったのか?

事件の真相は誰の予想をも超える。

とても面白い。ついつい一気読みしてしまった。

マーカス・ゴールドマンは新進の作家である。デビュー作はベストセラーになった。

出版社と次作の契約も済んでいる。絶好調? 

ニューヨークで暮らして、お金はどんどん入ってくる。

贅沢三昧である。

順風満帆か? そうでもない。

書けない。次作ができない。担当エージェントが助言やら、支援やら、脅しやら。

できんもんはできん。

どうしよう。

そうだ。ハリー・クバート先生のところに行ってみよう。

わたしを世に出してくれた人だ。彼のおかげで本ができたし、作家になれた。

何か助けになるヒントが貰えるだろう。

ニューハンプシャー州のオーロラという町にいこう。

かれはそこで「悪の起源」という本を書いた。ベストセラーになり、今や大作家である。

壮大なる愛の物語。誰もが感動し、涙するやつだ。その舞台になった地に今も暮らしてはる。そこで、行方不明になったローラの面影を心に抱いて・・・

恩師にケツを引っ叩かれながらも、いろいろとサゼッションをいただいた。

しかし、ちょっと何か・・・気になる・・・

それなりに充電されて、ニューヨークに戻る。

いきなり、大事件。

ハリーの家の庭で、死体が発見された。

ハリーは警察に逮捕された。死体はローラであった。

ローラは未成年だった。ハリーの本は、禁断の愛が主題であったのか?

そして、自分で殺したのか? 一体何故?

マーカスは、オーロラに行く。

絶対に、ハリーが犯人ではない。

真相を見つけるのだ。真犯人を探すのだ。

どんどんおもしろくなる。

あの時一体、何があったのか。

ローラは何故いなくなったのか? 誰と誰がどう関与したのか。

田舎の閉鎖的な町の中で、何が起こったのか。

誰が何をしてもすぐに皆に知られてしまうはずだ。

謎解きが始まる。

しかし、脅迫? 脅し? 何故、マーカスに。

とても壮大な愛の物語。

そして、ダイナミックなアクションミステリーでもある。

ただ、本格的な推理小説としてみたら、不満がある。

安易で都合のよすぎる展開に興ざめするときもある。

でも、十分楽しめる。

わしの勝手なお勧め度。

星四つ。

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