エスカレータを使う時。
田舎に住んでると、都会に出た時に帰りの電車が気になったりする。
乗り継ぎが便利な電車はほぼ30分に1本しかない。
さあ帰ろうかと時計を見ると、電車がでるまであと10分とか、5分とかいうことがよくある。
さあ、どうしょう。
急いで階段を駆け上がって、間に合うやろか。
なんばの商店街の終わりのあたりにいる時なのか、地下鉄難波駅を降りた時なのか。地下街あたりにいるときなのか。
荷物が一杯あるときか、酒のんでしんどいときか、疲れているか、元気いっぱいか、からだの調子によっても決心が変わる。
5分以上あれば、大抵の場合、頑張ってみよう。
3分であれば、ずっと走らんとあかんから、よっぽどの場合だ。
そういう気分。
急いでる時は、エスカレータの左側を早足で登っていく。
しかし、時々、左側が塞がってる時がある。
チッっと思ったりする。ムッとしたりする。
色んな人がいてる。
ご高齢故にか、周囲のことを全く気にしてない、あるいはそれどころではない人。
仲の良いカップル、あるいは友人、家族で、一緒にいるのが一番大事、周りは関係ないよって人たち。
東京流でつい右側を空ける人。
したいようにする人。
いろいろいてる。
いちいちイラツイててもしょうがない。
それに、最近は、エスカレータの片側を空けないというのが盛んに言われてる。
わしは、片側空けた方が、移動する効率はええと思うけど、安全優先ということやからしょうがない。
それで、先日、ちょっと異質な人を見かけた。
エスカレータのところに行ったら、左側が塞がってる。
かなり高齢の方だ。それでもわしより若いかな? 知らんけど。
左側に立って、右にいる同行者の方といろいろ喋ってはる。
どうも、左側を空けたらあかんという考えを持ってはるみたい。
わしは、まんまとその後ろにいる。してやったりと思ってはる気配濃厚。
わしは、気持ちが急いでいる。あとちょっとで駅の改札だ。
しかもあと3分くらい。
この電車に乗りたいなあ。気持ちは焦る。
しかし、エスカレータの左側でイキってはる人を強引に押しのけて行くわけにもいかん。
エスカレータは2段ある。その間に直線通路がある。
あんまり何も考えないで、直線通路にでたときに、横をすり抜けて追い越した。
次は左が空いてるので急いで登る。なんとか間に合いそう。よかった。
後ろで罵声が聞こえる。

わしが追い越したのが気に入らんみたい。
左を空けたらあかんのじゃとかなんとか叫んではる。
よくある「◯◯ケイサツ」ってタイプの人なんかなあ。
クワバラ、クワバラ。
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