「ユージニア」。
恩田陸 著
「青澤家の「忘れられた祝祭」とは」
又、この街に帰ってきた。
ひたすら事件のことを調べてた、あの日は。
地元の旧家、誰もが知ってる名士の家。そのハレの日に起こった世にもおぞましい事件。
あれからどれほどの時がたったのか。
私が調べたことはどれほどの意味があったのか。
一体誰が?
そして、本当に犯人が?
事実とは何か?
とても面白い。
まるで、帝銀事件みたいな出来事であった。
重要文化財、成巽閣に住む当主の還暦祝いとおばあさまの米寿の祝い。
更にその3世代が同じ誕生日という「祝祭の日」。
悲劇が起こった。
誰かが持ってきたジュースを飲んで、次々に17人も亡くなった。
犯人は黒い野球帽をかぶって黄色い雨合羽を着た男だという。
男はオートバイに、酒の入ったケースを積んできたという目撃証言。
すぐにも捕まるだろうと思われた犯人の行方がまったくの闇の中へ。
居合わせた人の殆どがなくなってる。
わずかな生き残りの記憶を取り出してつなぎ合わせる作業。
それがわたしの使命?
ある日突然、書き置きを残して、一人の男が・・・
それは本当に・・・・・
あの事件は本当にあったことなのか?
それぞれの見方によって、違ってくるものがある。
違った映像が映し出される。
悪魔がいたのか?
死の使いは誰だったのか?
謎の盲目の美少女とは?
とても面白い。

わしの勝手なお勧め度。
星四つ半。
「無常商店街」
西島伝法 著
「はいっ、右右ターンー左左ターンーさらに五丁回りでえ」
姉に猫の世話を頼まれてやってきた見知らぬ街。
忠告されていた場所へうっかり迷い込んでしまったら、そこはー
あなたの街の商店街、どこの異界につながっていますか?
言葉とイメージの奇術師、西島伝法が贈る「往きて踊りし」物語!
異世界からの攻撃に圧倒されまくり。
新語、造語、激語・・・あれこれ・・・
わしのような凡人の想像の世界をはるかに超えている。
ぶっ飛びますなあ。
猛スピードで突っ走る。めくるめくような違和感。
あれよ。あれよ。
わけわからん。
そのうち、なんだか一緒に疾走してる気分に・・・
面白いような。
騙されてるような。
不安がいっぱいの本でありました。

わしの勝手なお勧め度。
星三つ半。
にほんブログ村
