ベトナムで時ならぬ茶の湯で冷や汗をかいた後、
最近、この友人の知人が作った家を見に行った。
作ったといっても、ベトナム中部にある古都、フエのあたりに残っていた
貴族とか将軍の館を買い取ってホーチミンに移し、改装したものだ。
生活するようには作っていないが、食事をつくったり、お茶を飲んだりできるようになっていて、
家の調度やコレクション、庭などを鑑賞できるようになっている。
全くの個人の贅沢だ。
家や家具に使われている木がすばらしい。
鉄木というそうだが、硬い木で長い年月でも変形しないようになっているという。
私の想像では、中国で言う烏木ではないかとも思うが定かではない。
すばらしい茶卓と茶器があちこちに置かれている。
これは、あきらかに紫沙壷、中国から伝来したのだろう。
茶碗は景徳鎮かな?
この茶器入れもすばらしい。
こちらはベトナムバッチャン焼きのものだ。
最近のものと思われる。
これも、バッチャン焼き風だが、古いものかもしれない。
雰囲気がいいね。
庭は中国風。