通天閣の下で個展をやった−０１、搬入の日。

いよいよ個展をやる日がきた。

搬入から始まる。
個展というのは、描いた絵をならべて、見ていただくという話。
絵を運び込まんと話が始まらん。
ほぼ30数点、車に詰め込んでいざ、出発。
会場は大阪市浪速区恵美須東　通天閣の真下近くの「ギャラリー1616」だ。

理由はイロイロあるけど、おいおい語る。

九度山の家からここまで、約２時間と考えた。
コースは、割と知られてない経路。
出発したら、まず、京奈和自動車道を西に走る。和歌山方面だ。
かつらぎ西ICで降りて国道480号線を北に向かう。
国道170号線まで出たら、この道を西に向かい、「テクノステージ南」の交差点で右折して
北に向かう。まっすぐ走ると「ららぽーと和泉」に出るので、阪和道の入り口案内標識に
従って左折する。すぐに阪和道、岸和田和泉ICに入れる。
そこからは阪和道を一路北上、近畿道に入って、しばらく走ると、阪神高速松原戦に
合流できる。
高速に入ったら、迷うところは全くない。どんどん進む。
渋滞もない。文の里ICで降りてしまうとあびこ筋だ。
左折して北に向かう。そのまままっすぐ進む。交通量の多いあたりだ。
25号線に出たら左折して、西に向かう。
目的地はもうすぐだ。
高速道路の下を通ったら、もう通天閣のある界隈だ。
ほぼ、１時間15分くらいで到着した。ゆっくりゆっくり走ってもこんな感じ。
便利になりましたなあ。
幸いギャラリー前は車を停車できる広さがある。
玄関前に停めて一旦荷物を全て下ろしてしまう。焦る。しんどい。
長時間停車はよくないので、車は1日最大料金設定のCPに移動しておく。

展示壁はザクっと5面ある。
その場で考えてたら時間ばっかりかかる。
壁の長さはあらかじめ見取り図をもらってるので、大体の配置は事前に決めてある。
自分で作った配置図をもとにさっさと作品を並べていく。
さて、終わったか。あとは壁に取り付けるだけ。
そう、簡単に事は運ばない。適当に作った配置図どおりでは、うまく嵌まらへん。
ちょっとずつ、足したり引いたり、移動して、調整が必要。
今度は、壁面に釘を打って、額を掛けていく。
今回も、大小いろいろ作品がある。
大きさを揃えて、ビシッと並べると見てくれはとても綺麗になる。
しかし、大きいの、小さいの、ゴチャッと混ざって、なんとなく高さや大きさに変化が
あったほうがおもろいやんか。
てなことで、下に置いた作品の上の壁に、てきとうに釘を打っていく。
高さ50cmくらいの作品が中心やけど、30cmくらいのもあれば、70cmくらいの細長いのも
あるし、140cmくらいの掛け軸もある。
それぞれが、そこそこ存在感を持ってたら、バラバラより、変化に気持ちを移してもらえる。
はずだ。
勝手にそう思ってる。
間に昼飯を挟んでも3時前には終わってしまった。

それにしても、ええとこですなあ。

わしのお気に入り。

ここで個展をやるのは嬉しい。

ギャラリーの地図。

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