さて一夜明けた。
歯を磨いて、顔を洗う。
薬も飲む。
ここまで。
今日も胃カメラ。手術の確認があるらしい。
これでうまくいってたら点滴が外れる。はず。
そやから、絶食、絶水。
しばらくしたら看護師さんがまわってきた。
よく眠れましたか? あんまり。
お通じは? ほとんどなし。
血圧正常。体温正常。
後で採血。
点滴が繋がってたらあんまり腹が減った気がしない。
あさの賑わいが始まった。
廊下を点滴ひきずった音がカラカラと響いてる。
わしもその一人だ。
めんどくさい。
今日の検査は10時半から。
2番目やからすぐですよ。
別のベッドでは、抗がん剤の効き目やら、使い方やら難しい話をしてはる。
やっぱり病院にいるというのがよくわかる。
聞いてるだけで不安になるではないか。
管が繋がってると本を読むのも面倒ではあるが、暇やからやっぱり読む。
トイレも早い目に行っとく。
さて、呼びにきたか。
と思いきや、大幅に遅れてるらしい。
12時前になりそう。またかいな。
それでも時間がきた。
胃カメラの部屋に行く。手術の時と同じ軍団が待ってくれてはる。
昨日は麻酔よく効いた? ぐっすり寝て、ベッドで目が覚めた。
そう言ったら、ちょっと薬を弱めとこう、みたいな事を言うてはった。
完全装備の軍団に囲まれて、ガチっとマウスピースをかまされて。
そして意識不明・・・・
なんだか、廊下をクネクネと走ってる。
映画の中みたい。ビューンと真っ直ぐ、右に曲がる、またビューン・・
左にまがる・・また・・
よくあるサスペンスのアクション場面みたい・・
急に目が覚めた。
ということは、さっきは夢現のうちに移動してたんか。
さて、では、
早く外してくれ! 点滴外してくれ!
しばらく待つ。
もっと待つ。
やっと来た。検査結果がよかったんで、もう検査なしやから、点滴外しましょう。
嬉しい。
これで、ガラガラ持ちあるかんでもええ。すっきり。
そのうち、遅めの昼飯が来た。
まるっきりの流動食。
まあ、水分補給やね。
でも、ありがたい。食わんとまた点滴にもどる。
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