九度山暮らしのある日、手術後半年経った後−07、6ヶ月検診の日。

6ヶ月検診の日。

さて、昨年9月に胃癌の手術を受けてからもう6ヶ月経ってしまった。あっという間の
ようでもあるし、何かが悪くなってるということでもないんやけど、消化力にしても
あんまり急激に良くなったりしないんで時間の経つのが遅く感じるようでもある。
検診に際しての事前検査は終わったんでこの日は結果を元に診断を聞かせてもらいに
行くだけだ。
前のブログで、病院はコロナの影響でガラガラやったと言ったけど訂正せんとあかんようだ。
やっぱり以前のようにえらい混んでる。人で溢れてる。
前は午後やったんで空いてただけやったんやろ、朝来てみたら以前と何も変わらへん。コロナの
影響はマスクだけ、さすがにほとんどのみなさんがマスクをしてはる。
行き交う人は相変わらず忙しそう、指示にしたがってアチコチの検査に急ぐ人、それにしても
しかたないとはいえ検査が多い。どこへ行っても順番待ちだ。診察のところに急ぐ人、
お金を払う順番待ちの人は結構疲れてはる。
要するに結構普通に慌ただしい。
予約時間より早い目に行ったら、早い目に順番が来そうだ。
悪い事は遅くきた方がええけど良い事は早くきた方だいい。
しばらく待って診察室に呼ばれた。

中に入ると先生も助手の方も当たり前やけどマスクをしてはる。
マスク越しの会話はもひとつ実感がわかへんけどしかたない。
「血液検査もCTスキャンの結果も問題ないですよ」
「癌マーカーの値も低いし、転移の所見もないようです」
「それはありがたいです」
「どうですか」 「いちおう順調と思います」
「体重はどうですか」 「8kg減った状態で安定しています」
「もうちょっと増えた方がええなあ」 「ウォーキング始めたんで減ったんですわ」
「そうですか」
これはいかん、順調にいってたら先生の関心も薄れてきた。
「毎日酒を飲んでるんですが、飲みすぎたり、食べすぎたりしたら
夜寝てる時に逆流してきます」
それは当たり前という顔をしながら、「夜寝る前は食べすぎんように」
「ビールやら、発泡性の飲み物は避けた方がいいって言われてるんですが、やっぱりだめですね」
「いつ頃からいけるようになるんでしょうか」
「まあ、いろいろ試しながら慣れていかんとしょうがないですね」
最大の関心事もさらりと流された。結局、何事も試しながら慣れんとしょうがないということだ。
予想通りではあるし、愛想なしの結論ではあるけど、まあそういうもんだ。
とにかく、再発とか転移とかがなさそうなんでまずはよかったとしよう。
先生にとってはお前はあほか、酒飲む心配ばっかりやんか、真面目にやれって怒られそう。
でもとりあえず、ちょっとずつ飲む、食うの冒険をしながら守備範囲を広げて行こう。
いつまで経っても寝る前に酒飲むのを控えめにするのはちと辛いけどそれも慣れてくることを
願おう。
普段の暮らしでも油濃い料理やバターやクリームをふんだんにつかったケーキなどを食うと
2時間近く胃がもたれてしょうがないこともある。食べてる時にはなんでもないのが結構
やっかいだ。そんな時はこんなんで大丈夫なんかと心配になったりするときもある。
次は1年後。
どうなることか?
がんばろう

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ありがとうございました。