寒い日が続く。
九度山は寒いですなあ。
特に朝晩が冷え込む。
昼間は太陽の光が結構あったかいけど、お日様がおらんときはとても寒いのだ。
しかも、冬は曇りの日が多い。
寒い、寒い。
そして薪ストーブ生活。
これがええですなあ。
ガンガンあったまるというよりは、じんわりあったまって体に優しい。気がする。
薪は、家の解体品や、庭木の剪定の時にでたやつや、建築余や、いろいろもらいもんばっかり。
それでもう十年ちかく来てるから、結構財布にエコでもある。
なかなかええもんだ。
で、あったまるだけではなくて、調理にも使えるのが面白い。
なんせ、圧倒的な熱源がある。
特に、ロケットストーブであるから火力が強い。
鉄瓶のお湯がすぐに沸く。
大鍋で、黒豆をぐつぐつ煮るのもこのシーズン、我が家の定番だ。
余ったクズ野菜をどんどん入れて野菜スープもええですなあ。
おでんはもちろん最高。
シチューも、ロールキャベツも、カレーもなんでもグツグツ。
大鍋にほうりこんでほっておいたらええからとても簡単。
薪と火が、頑張ってくれる。
そして焼き芋鍋。
昨シーズン頃、見つけた焼き芋鍋がとても重宝してる。
とても単純。
鉄の平たい鍋に、小さな石が敷き詰められてる。
ここにサツマイモまるごと、あるいは切ったやつをゴロゴロと載せるだけ。
後は、蓋をして、ストーブの上のポンとおいとく。
20分ほどたったら、裏返す。
さらに20分ほど経ったらもう完成。
要するに石焼き芋ができてるのだ。
これがまた実にうまい。
美味しい芋をつかったら、当たり前にとても美味しい。
美味しくない芋もそれなりに美味しく焼ける。
これはすぐれものだ。
もちろんこんなん無くても、アルミホイールに包んでストーブの上に載せておけば、
焼き芋はできる。
でも、こっちの方が失敗も多い。
焼き過ぎ、焼きむらがよく起きる。
こっちはほとんど失敗がない。
なかなかええ道具ではないか。
他には、何をするにも大きな鍋、寸胴がええですなあ。
火力つよ過ぎで突沸するのを防ぎつつ、煮物がどんどんできあがる。
やっぱり冬はあったかいもん食いましょう。
薪ストーブ便りである。
石焼き芋である。
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