今年の夏はえらい暑かった。
そして、えらい長かった。10月になってもまだ暑い日が続いた。
季節感が狂ってしまう。
庭の木や草花も結構暑さにやられてる。
生けるものの勢いがちと寂しい。
それでも、秋がきた。
果物の季節が来た。
梨がきた。
わしの大好物。こんなとき田舎暮らしがありがたい。
生産者の農園に直接行って買える。お得な値段だ。
自宅用ならさらに安い。
梨が終わったら葡萄。
これも、農産物直販所に山のようにならんでる。
とても嬉しい。
イチジクもでた。
そして、いよいよ。
栗が登場。
近所の普通の家の軒先で、近くの農家でできた果物などをならべて売ってくれる家がある。
毎年、そこに栗が登場するのが楽しみなのだ。
１袋か２袋、一度にたくさんは出ない。
だから、ほぼ根こそぎ買ってくる。
栗は大変だ。
皮むき作業が面倒くさい。
しかし、秘密兵器がある。
くり坊主とかいう栗剥き器だ。
包丁なんかでいちいち剥いてたら大変やけど、これを使ったらスルスルと剥ける。
これはありがたい。
しかし、ガンガンむいたら、すぐに刃が傷む。
研ぎながらやらんとあかん。
こういうときに簡単な砥石があると便利。
わしが使ってるのは刃の黒幕とかいうやつ。
高級な本格砥石はよう遣いこなさん。
どんどん剥いたら、美味しいのができる。
何と言うても栗ご飯が美味しい。
ホクホクでふわふわ。たっぷりと秋の味。
栗きんとんもええですなあ。
栗饅頭。
いろんな栗のお菓子ができてくる。
わしはつくらへんけど。できてくる。
とても美味しい。
とても良い季節だ。
次は柿ですなあ。
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