コロナ前に中国に行った時の思い出を絵にした。
2018年の11月に中国の江西省や安徽省を旅した。
まず先に、有名な廬山に行った。中国では有名な観光地だ。
李白の滝があるところ。
有名な詩がある。
「飛流直下 三千尺; 疑うらくは是銀河の 九天より落つるかと・・・」
今、大河で話題の時代、枕草子に出てくる、中宮定子とのやりとり、
「香炉峰の雪は簾をかかげて看る」・・・の香炉峰があるところ、
でも、大雨で何も見えへんかった。
下に降りたら、陶淵明が暮らしたというあたり。
今となっては何もわからへん。
そっから、また、車で200km以上移動する。
江西省と安徽省の境目あたり、安徽省の婺源(ムゲン)県のあたりまでやってきた。
ガイドさんが偶々、個人でどっかええとこないか、回ってみた時に見つけたとっておきのスポットがあるということで案内していただいた。
夕暮れの月亮湾。
日が暮れかけている。
川を見下ろすあたりやってきた。
川のそばに展望台みたいなとこがある。もう、カメラを持った人たちがたくさんスタンバってはる。三脚付きの、大きな望遠付きのええカメラばっかり、ほとんどがキャノン製だ。
分かり易い。
そして、眼下には、なるほど、素晴らしい景色が。
まるで水墨画のような風景が。
これは、すごい。
写真を撮ろう。スケッチをしよう。
帰ったらもちろん絵を描いた。
あれから6年も経ったか。
コロナのせいだ。
絵は何度か描いたけど、随分気分も変わった。
最近また想い出して描いてみた。
紙本 F10号 45,5x53cm
新たな気分で。さてどうでしょうか。
老街もよかった。
あの後行った李坑古村の老街もとてもよかった。
雨に烟る村。
良い感じ。また、別の絵を描こう。
そういえば、その後、さらに数十kim走った。
トンネルがあった。
えらくけばけばしい。
お国柄ですなあ。
こんなんは、描きまへん。
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