最近の作品。「路上にて」、「天空の棚田」。

最近、絵の描き方が変わってきた?

最近、昔の旅を思い出して絵を描くことを始めている。

絵の描き方も随分変わったし、どう描きたいという気分も変わっている。

技量の方は進歩したとは言えんけど、見た目には結構違ってきてるのがおかしい。

てなことでいろいろ描いてみる。

あじあん

「路上にて」

「ダージリン、路上にて」 紙本 F10号 45.5x53cm

これは、ずっと前にインドのシッキムやダージリンへ行った旅の時のやつだ。

ダージリンの街は雨が降って、霧に包まれていた。

小高い丘の上にある、ミニトレインに乗ろうと発車駅まで行った時に見た風景。

向かい側がダージリンの街。霧に煙ってよう見えへん。周りのやまも靄の中。

時々遠くの高山が見える。

通りを浮浪者のような聖人のような人が歩いてた。哲学者のような顔をして、僧服のようなのを着て、その場の空気によく似合っていた。

思い出してまた描いてみた。

インドは独特の空気感があるところで描きたい風景や、人たちがいっぱいいてはった。

他にもいろいろ描いてみたい。

あじあん

「天空の棚田」

「天空の棚田」 紙本 F10号 45.5x53cm

中国、雲南省には棚田がある。元陽というところだ。

耕して天に至ると言われるように、高い山の裾野から上の方まで幾千もの棚田が目の前に延々と広がっている。

それは、壮大な眺めだ。

夜明け前に行って、日の出を見た時もよかった。

太陽が出ると同時に真っ赤な閃光が走って、夜のとばりの中で銀盤のようであった水田が真っ赤に染まる。

とても感動的な眺めであった。

それもよかったけど、霧の中、雲海みたいになった山のなかで靄をすかしてみた棚田がとても印象的だった。

見えへんかったやつを描くのは難しいなあ。

日の出のやつも描きたかったなあ。

あじあん

課題は残る。

いつかまたええやつを描こう。

てなことでお粗末さまでした。

あじあん

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