大阪の超ディープなとこで個展をやった−22、千客万来。

さて、個展5日目だ。

開場と同時に押すな押すなの大盛況。

というわけにはいかない。まあ、ポツポツですなあ。

展示会めぐりの人たち。

前に個展をやったときには、不思議な人たちをよく見かけた。

あじあん

プロの個展回り的な人たちがいるようなのだ。

何かの情報、例えば、ギャラリー展示の案内ハガキなど、を常時チェックしてはって、気になるやつを見て回るという段取りなんやろか。

何となく、専門家的で、するどい指摘をしはる。ギクっとなる。

何となく、緊張してしまう。

ビクビクしてしまう。

かと思えば、前は、コロナ前やけど、お茶やお菓子を用意してた。どうやらそれを目当てにくつろぎに来はる人もいてるみたい。ダラダラと喋っていきはるんで疲れたりもする。

それでも、こんな人たちがいてるんやと思うとそれも楽しい。

参考になる意見も聞かせていただける。

ここのギャラリーは不思議とそういう人たちが来ることが少ないようだ。

なんでやろ。初日からそういう感じはしてたけど、最終日を目前にしてやっぱりそういう風だ。

なんでやろ。情報網から漏れてる? 場所が離れてる? ディープすぎる?

まあ、どうでもいいけど、それはそれでいい。

あじあん

先客万来。

いろんな人が来てくれて、とてもありがたい。

とても嬉しい。

とても励みになる。

あじあん

絵や篆刻を通しての友人、知人が来てくれた。

水墨画を始めてもう20年になる。

篆刻を始めてからでももう10年くらいではなかろうか。

同じ先生に習ったり、何かの縁で知り合ったりと、似たような道で頑張ってる人たちとは、作品を前にして話が弾むことが多いんでとても嬉しい。いろんな話をしてるうちに、モチベーションがあがってきて、内心、やるぞ、という気分に勝手になっていくことが多い。

あじあん

旅の友も多いなあ。

アジアのあちらこちらにいろいろ行ってうちに、一緒に行った人たちといつのまにか旅仲間になってしまってる。ずっと、「旅を墨絵に」ということで旅であった人たちや風景を題材に絵を描いてることが多いんで、今回はちと少なかったけど、その絵のあの場所はどうだったこうだった。なんて、そっから始まって、楽しい旅の想い出がいくらでも湧いてくるんで、尽きせぬ話になったりする。

ええもんだ。

早く、また、旅に出たい。

あじあん

SNS友達が来てくれた。

FBやらなにやらで友達になって、普通の暮らしでは出会うことのない人たちと繋がれるのはとても楽しい。まして、そう言う人が今回のようにわしの勝手な個展にまで足を運んでくれると本当にありがたい。

今は、SNSがゆるーく人をつなぐ役にたってる。

インターネットの力だ。わしらが若い頃は思いもしなかった世界だ。

しかし、わしらが若い頃、もう40年、50年ほども昔の話やけど、インターネットはなかったけどパソコン通信なんて世界があった。

ギガどころか、64kバイトとか128kバイトとかで、ブルルルとネットはなくて商用サーバにつながる。それで、掲示板とか会議室とかがあって、やっぱりゆるーく集まれるような場所があったのだ。

食いもんやら酒やら、車やらいろんな集まりがあって、知らんもん通しがともだちになれたものだった。

いつの世もやってることは似たようなもんですなあ。

変わらんけど面白おい。

あじあん

仕事時代の仲間も来てくれた。

リタイヤしてから、仕事仲間とはほとんど交流がない。意図的にそうしてるわけではないけど、そうなってる。昔を追いかけるのはあんまり趣味ではないのだ。

しかし、こうやって会いにきてくれるととても嬉しい。

あんなことこんなこと、懐かしい。

あじあん

高校時代の友達。

これを機会にミニ同窓会。

これがいつもの楽しみ。

昔話に花が咲く。

思えば長くきたもんだ。

あじあん

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