10月に個展をやるというので、いろいろ準備が忙しくなってきた。
そのために描いたやつやら、描き直したやつやらいろいろあってわけわからんようにもなってる。
頭の中の整理も必要だ。
てなことで、今回は、熊野古道にまつわる絵の中で新たに描き直したやつをご紹介。
熊野古道本宮大社。
熊野古道というと、いろいろなコースがあるけど、目的地は一つ、本宮大社だ。
はるか古代から、老いも若きも、お偉いさんも普通の人も、歩いてきた道。自ら苦労せんとご利益は来いへんということで誰もが牛馬にのったり輿に乗ったりはせえへんかったらしい。
どんなにええもんかと思うけど、行ってみればまあ普通の神社だ。
わしみたいな感性の鈍い人間にはようわからんけどきっとありがたい神様が守ってくれたはるのだ。
昔は川原の中洲みたいなとこに巨大な鳥居があって、壮大な神社も一緒にあったみたい。
北から南から、西から東からいろんなとこから歩いてきて、最後の山を越したら、その上から遥かに鳥居が見える。これで願いが叶うなんてありがたい風景になってたみたい。
知らんけど。
神し知らさむ。
熊野古道果無(はてなし)山越え
わしらが歩いた小辺路のルートは高野山から本宮大社にほぼ三つの山を3泊4日で越えていく結構ハードなコースやったけど、最後の山が果無山になる。
ここの峠はよく写真に出てくる場所でなかなかいい感じ、山の中に入ってしまったら山の景色はわからんと言うことで山のなかの静寂やらスピリチュアルな空気やらはとても絵にし難いけど、今回は適当に描いてしまってる。
いつかまたええ描き方が浮かぶかもしれんけど、とりあえずこんなもんか。
熊野古道那智大滝あたり
那智大社と青岸渡寺と那智大滝が集まった聖地も熊野古道ではとても有名だ。
パワースポット巡りの方々もよく来てはるそう。
ここから、本宮大社に向かう、大雲取越えというルートはもしかしたら熊野古道で一番の難所かもしれん。わしらも1回行ったことがあるけど、この時は腰痛も抱えててえらいきつかった。
歩けるうちにも1回行きたいとは思うけど無理かもしれん。
こんな感じで、前にも似た様な作品を紹介したことがあるけどまた、描き直した。
まだしっくり来ないんでなんども描いてみよう。
因みに、このブログがアップされる頃に、中辺路ルートをキチンと歩いてみようと計画してたけど、止むを得ない事情が生じて中止になってしまった。
また、機会を作ってチャレンジしよう。
歩けるうちに。
頑張って。
なんとか。
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