大阪の超ディープなとこで個展をやった−15、作品ご紹介−6。

さて、個展の作品を少しずつ紹介していく。

こんどは入って左側面に展示したやつ。

あじあん

15.一振

芭蕉の奥の細道からとったやつ。

 親知らず、子知らずの難所をすぎて、疲れ果てて辿り着いた宿で。

 一家(ひとつや)に遊女も寝たり萩と月 句の心を描く

あじあん

16.遺跡

 タイのアユタヤ遺跡を訪れた時の風景。

 壊れてた遺跡の仏像が印象的だった。

あじあん

17.夏日

 暑い夏。ゆるゆると過ごしましょう。

墨色と濃淡にこだわったやつ。とても気に入ってる。

あじあん

18.樹下昼寝図

 暑い日は昼寝が一番。

 陸游の詩の心を描く。

これもわしのお気に入り。

 桐陰清潤雨余天  桐陰 清潤なり 雨余の天

 檐鐸揺風破昼眠  檐鐸(えんたく)/風鈴 風に揺れて 昼眠を破る

 夢到画堂人不見  夢に画堂に到りて 人見えず

 一双軽燕蹴箏弦  一双の軽燕 箏弦を蹴る

あじあん

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