さて、個展の作品を少しずつ紹介していく。
こんどは入って左側面に展示したやつ。
15.一振
芭蕉の奥の細道からとったやつ。
親知らず、子知らずの難所をすぎて、疲れ果てて辿り着いた宿で。
一家(ひとつや)に遊女も寝たり萩と月 句の心を描く
16.遺跡
タイのアユタヤ遺跡を訪れた時の風景。
壊れてた遺跡の仏像が印象的だった。
17.夏日
暑い夏。ゆるゆると過ごしましょう。
墨色と濃淡にこだわったやつ。とても気に入ってる。
18.樹下昼寝図
暑い日は昼寝が一番。
陸游の詩の心を描く。
これもわしのお気に入り。
桐陰清潤雨余天 桐陰 清潤なり 雨余の天
檐鐸揺風破昼眠 檐鐸(えんたく)/風鈴 風に揺れて 昼眠を破る
夢到画堂人不見 夢に画堂に到りて 人見えず
一双軽燕蹴箏弦 一双の軽燕 箏弦を蹴る
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