最近読んだ本、「殺しへのライン」、「インド鉄道旅行」。

  • 2023年4月2日
  • 12人

殺しへのライン

アンソニー・ホロヴィッツ

 
あじあん

ホーソーンシリーズが佳境に入った。

安心のホロヴィッツワールド。

さすがやね。安心してミステリーの世界に入っていける。

ワクワクドキドキ。驚きがあちらにもこちらにも。なるほどそうか。

チャンネル諸島のオルダニー島で開催される文芸文芸フェスに招待された。

あと3ヶ月で「メインテーマは殺人」が刊行される。そのプロモーションにええではないかと言う段取りだ。意外なことにホーソーンも積極的だ。

娯楽の少ない島は、時ならぬイベントで盛り上がっている?

招かれたのは料理家、児童文学家、詩人、歴史家、心霊術師などだ。それぞれのトークショーが始まる。

この島を仕切っているのはオンラインカジノを経営する大金持ちのメジュラー? しかし、彼が島でやろうとしてる事には反対運動が。

トークショーがたけなわに。メジュラー氏の豪邸でのセレモニーも盛り上がる。

その真っ只中で事件は起こった。

メジュラー氏が殺されたのだ。椅子に手足をテープで固定されて。なぜか右手が自由に。

いったいなぜ? いったい誰が?

招かれた人、それぞれに動機がありそう。 それらは人間模様として解きほぐされていくのか?

ある時は、アガサ・クリスティの世界。

ポアロやミス・マープルが村の中を歩き回って、人々との会話の中から埋もれていた何かを浮かび上がらせるような。

ある時は、コナン・ドイルの世界。

シャーロック・ホームズがワトソン氏に馬鹿な君でもわかるようにと、詳細に解き明かすように。

あの時、あのシーン、数々の物語で、見たような、聞いたような。

懐かしい。一緒に謎解きをする喜びのような。

とても良い気分にさせてくれる。

まるでテレビ映画のミステリーをみてるようだ。

ものがたりは、複雑に入り組んで、二転三転、どんでん返し。突然のようでちゃんと伏線として書かれている。とてもよく出来た仕掛けが施されているのだ。

とても楽しい。

 
あじあん

わしの勝手なおすすめ度。

星3つ半。

インド鉄道紀行。

宮脇俊三

 
あじあん

怖いけど行きたいなあ。

インド鉄道旅行の話だ。

インド大陸ほぼ横断、ほぼ縦断の旅。

とても興味がある。壮大なインド鉄道旅行の話だ。

デリーからコルカタまで。ラジダーニ特急

コルカタからヴァラナシ(ペナレス)。急行。

ヴァラナシ(ペナレス)からアグラ。飛行機。

アグラからデリー。急行。

デリーからムンバイ。ラジダーニ特急。

ムンバイからベンガルール(バンガロール)。急行。

ベンガロールからジョラペティ。車。

ジョラペティからトリヴァンドラム。急行。

トリヴァンドラムからコーチン。飛行機。

コーチンからデリー。飛行機。

車中4泊、ほぼ5700km

インドの街の市内観光もあれば、沐浴体験もある。タージマハル、最南端コモリン岬も訪れる。

 
あじあん

なによりも、寝台列車体験が羨ましい。

食べ物とお腹の具合がとても心配やけど。

わしも、デリーやベンガルール(バンガロール)、アグラ(タージ・マハール)には行ったことがある。

もう20年くらい前の話だ。また、行きたいなあ。

おまけ。シムラ軽便鉄道

デリーからカルカ 急行ヒマラヤン・クイーン264km

カルカからシムラ カルカーシムラ鉄道96km

わしも、ダージリンの軽便鉄道には乗ったことがある。とても楽しかった。

 
あじあん
いずれにしても、インド旅行、なんとか又、行きたい。 お腹が心配やけど。

 

 
あじあん

わしの勝手なおすすめ度。

星4つ半。

あじあんじゃんくしょん
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