山からキッチンカーが降りてくる、「鳥唄山馨」さんの絶品カレーランチ。
毎週、木曜になるとソワソワする時がある。
特に、田舎暮らしで都会に出ない日が続いて、しかも、スパイスカレーを食べてない日が続いて、しかも木曜に用がないと、これはチャンス到来ではないかと思う。
よほどのっぴきならない事情が発生しない限り、山の上のとても美味しいカレー屋さん、「鳥唄山馨」さんのキッチンカーが隣町のかつらぎ町役場前まで降りてきて、移動販売されるのだ。
本格的なスパイスカレーを食うなんて望むべくもない田舎暮らしであれば、これは非常にありがたい。
本来ならば、本店がある山の上のお店まで行けばええんやけど、堀越観音のすぐそばのかなりな山の上やし、土日しか営業してはらへんし、完全予約制やし、結構敷居が高いのだ。
この日は、すべてが一致して、一路、かつらぎ町役場の駐車場まで急ぐ。
昼12時からの販売やけど遅れをとったら、並ばんとあかんのだ。
この日のメニューはこんなやつ。
スパイス鶏と南瓜のカレー
冬瓜と獅子唐のキーマ
これはうまそうだ。当然、合いがけ。ご飯少なめでお願いする。
目の前でサッサッサと入れてくれる。
さて、これだ。
すばらしい。
冬瓜のやつはスパイスがモリモリ入ってる。見ただけで涎がでる。
辛くて、中から冬瓜がトロッとでてきて、その甘さととてもよくあう。
スパイス鶏はもちろんスパイシー。
柔らかくて辛くて美味しい。
これはご飯ととてもよく合う。
ここの少し硬めで、カレーとすごくあうのだ。
混ぜ混ぜしても、別々に食べてもとても美味しい。
この横っちょにあるアチャールがまた絶品なのだ。
ほんのり酸っぱくて、ほんのり辛くて、ほんのり発酵感があって、しかもスパイシー。
このレベルのカレーを和歌山の田舎で食べれるのはとてもありがたい。特別の味わいだ。ごちそうさんでした。暑気払いにちょうどよかった。
かつらぎ町役場。
ほぼ、毎週木曜日。12時から売り切れまで?