最近読んだ本、「マイクロスパイ・アンサンブル」。

  • 2022年9月11日
  • 6人

伊坂幸太郎、「マイクロスパイ・アンサンブル」。

セミの飛行機に乗って空を飛ぶ。

これは秘密兵器だ。ピューっと言う音で制御される。

そして、音もなく敵基地に潜入。

しかし、なぜか敵に発見される。もはや銃撃される。間一髪で逃げられた。

またもや、先輩、エージェント・ハルトのおかげだ。

一人ではミッションを完遂できない。

ましてや、仕事先が元の街だったら、僕をいじめてた子たちに見つかってしまう。

今では訓練のおかげで、やっつけられることはないけど、厄介事は避けなければならない。

せっかくエージェント・ハルトのおかげでスパイになれたのだから。

もう、だめというときに何とかなる。

「松岡くんってエンジンつんでないよね。そのうちどうにかなるだろうってふらふら飛んでる」なんて、付き合ってた女性に言われ、いつの間にか失恋してしまっていた。

ダメ人間のような松岡くんは・・・・

コロコロ太った女性に、おもわず失言、「どこの部屋ですか?」

上手に受け流してもらったものの・・・・

そして猪苗代湖へ。

誤り上手の門倉課長。

人がいいのか? いくじなしなのか? 万事ことなかれのダメ人間なのか?

ダメなようでなんとかなる。

どうやら、エージェント・ハルトは敵につかまって監禁されてるみたい。助けに行かなくてはならない。こんどは助けなしだ。単独でなんとかしなくてはならない。

改良型の新兵器、かげろうの飛行機に乗っていく。

やっと見つけた。しかし、こんどこそ絶体絶命。

ナノガン、ナノボムが使えるのか?

それでも何とか助かって、不思議な国へ。なぜ? ここは楽園?

そして、もしかして猪苗代湖の近く?

ある日、残業をしていたら、ゴキブリで大騒ぎに。

そして猪苗代湖へ。

無くしたものはみつかるのか?

門倉課長が宝くじに当たったことがある?

この人はいったい?

われらは一体どこにいるのだ? とても穏やかな国。とても幸せな国。

どこでもドアでやってきた?

訓練しない体はゆるゆるになる。満たされたら物足りない?

気になることがたくさんある?

戻るためにはどこでもドアが必要?

もしかして何かが3つ揃うと何かが起きる?

猪鹿蝶なんて? まさか?

猪苗代湖で何かが起こる。

おきあがりこぼしを見つけた。

きっと、どこかで見守ってくれてる人がいる?

来世で出会った時のために待ち合わせのルールを決めようか?

ありえない? ありえる?

そして、絶体絶命のときに、なぜか3つそろった。

それは何か?

とても心温まるお伽噺。

優しい気持ちになれる。

伊坂幸太郎ワールド全開だ。

とても面白い。

あじあんじゃんくしょん
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