色鍋島、花井山泉の皿

先日、有田の陶器市に行った時に、柴田岳山の花瓶を買った話をしたけれど、
その時、値段の交渉もあるし他のも見たいという事もあって、
陶器市のある有田の商店街から少し離れた陶磁器団地みたいなところに足を伸ばした。
成程、ここにも沢山店もあるし、いいものも沢山置いてあった。
いろいろ見せて貰って話を聞いていると、鍋島の皿があるという。
これは、花井山泉という人の作品で、ここまでの絵が描ける人はもういない
という店のご主人の話であった。
好みとしては、もう少し皿全体に絵があってほしいところだが、
絵自体は豪快な印象を与えながらも繊細な筆づかいで、見事なものであった。
価格もそれほど高価ではなく、購入できる範囲であったので一も二もなく買うことに決めた。

hanai080616-1

hanai080616-2

こういうものは飾っておくのではなくて、できるだけ使って愉しみたいものだが、
花瓶なら花を入れればいいとして、
皿はどうする?
これに見合った料理は・・・難しい。

毎週月曜はこだわりのモノの話です。