篆刻グループ展の話。

篆刻グループ展の話。

京都、西院のラボール学院へ毎月2回篆刻の勉強に行ってる。
結構長く行ってるけど一向に上達しない。
そんな、教室で2年に一回、作品展がある。先生は手広く教えてはるみたいなんで、
いろんな教室の生徒さんと合同という形になって、結構大きな展示会になってしまう。
それで、会場もでかい。「みやこめっせ」の地下の大会場が使われる。

それで、会場まで作品を運んで展示を手伝う。

終わったら、作品を片付けて会場の撤収を手伝う。

そういう協力も必要だ。みんなでやるからたいしたことはない。

しかし、平均年齢は相当高いんで、足や腰に気をつけないといけない。
展示の準備がおわったらさすがに壮観だ。
みなさん、自信の作品を出展してはる。すごいもんだ。大体の人は、A4程度の額に
6cm、7cm角の印をドンと鋭く彫ってはる。
漢字もあれば、ひらがなもある。
慶語、成語あり、漢詩からの引用あり、万葉集からの引用あり、多種多彩。
なかなかの大迫力だ。
皆さんの許可をもらってないんでみだりにご紹介するわけにはいかないのが残念だ。
わしは、技術がつたないんで、絵や数で誤魔化そうとしてる。

大きさも。

これは、四尺全紙大(70x138cm)の画仙紙に絵を書いて印を配したやつを段ボールに貼って屏風みたいにしたやつだ。
テーマは陶淵明という中国に詩人の「帰去来辞」という漢詩、内容は都の官職を
捨てて田舎に隠棲するというようなやつだ。全部で61節から成る詩文なので
それを1つずつ刻印してみた。
絵はその意を風景に見立てて描いてみたというやつだ。
奇を衒うという意味では功を奏したかもしれんけどもっと技を磨かんとあかんと思う。
旅の仲間たちが、たくさん見にきてくれた。
ありがたい話だ。
コロナで旅にいけない鬱憤が溜まってる。
早く海外旅行に行けるようになって欲しいなあ。
会場は、篆刻の体験教室なんかもあってとても盛り上がってる。
わしは、終わったら作品を和歌山まで持って帰らんとあかん。
段ボールに紙と布を貼っただけやから重さは問題ないけど、折りたたんだとしても
結構嵩張るんで、電車に持ち込むのが大変だ。
特に帰りは、混雑する時間帯、他の乗客の邪魔にならんよう気をつかいながら、
席につく。
京阪、地下鉄、南海電車。
いろいろ乗り継いでやっと帰宅。
気をつかうと結構疲れる。

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ありがとうございました。