最近読んだ本、「ドミノin上海」、「四分の一世界旅行記」。

  • 2021年10月15日
  • 1人

恩田陸、「ドミノin上海」。

この人の「蜜蜂と遠雷」ってとてもおもしろかった。「灰の劇場」もとても
興味深かった。
これは、どうだろう。
これまた、えらいビックリの内容だ。シッチャカメッチャカ。超ドタバタ。
支離滅裂。波乱万丈。こんなんでええんかいなと思ってしまう。
舞台は上海。
ある日、映画の撮影が始まろうとしていた。
しかし、監督は絶不調、溺愛するペットがいなくなったのだ。
ペットって何? イグアナだ。
なんと、そのペットは、監督が泊まる高級ホテルの料理長のところに
食材として運ばれてきた。そして、その晩は見事なイグアナ料理に。
あれあれ。
もしかしたら、お腹の中に何か入ってた?
一方、謎の風水師登場。監督を立ち直らせるには彼が必要?
最近香港で目覚ましく話題になっている寿司の宅配ビジネスがある。
日本人の若者が立ち上げたのだ。バイクで即納を売りとしてる。配達員の
スピード取締に意欲を燃やすイケメン警察署長。
動物園のヤサグレパンダが密かに脱出を狙っている。その機会は訪れるのか?
そして、事件が起こった。何がどうなってああなるのか?
あれがこうなってそうなるのか?
次々に事件が事件を呼んで、連鎖がつながる。そしてなにかに収束するのか?
イグアナのお腹にあったお宝とは? 公安が密かに追っていた組織とは?
パンダの脱出は? 宅配寿司の配達は間に合うのか?
支離滅裂、右往左往。
なんかめちゃめちゃやけどとても面白い。

石川宗生、「四分の一世界旅行記」。

図書館で中身をパラパラと見て、ええなと思った。
旅好きな人、誰もが気になるシルクロードの奥の方。
中国、カシュガルやパキスタン、アフガニスタンやキルギス、ウズベキスタン
その他、普通の人には行かれへん、行き難いあたりを自在に旅してはる。
とても羨ましい。
それにはそれだけの気力と根性が要る。
知恵の経験も要る。
勇気と度胸もいる。
今では、治安の問題も常にくすぶる地帯になってしまった。
コロナもあるし、どんどんハードルがあがってる。
こんなん行けたら羨ましいなあ。

パスポートナンバーTK49494949の叫び
 2017年5月8日
 中国、カシュガルータシュクルガン
落下の山村
 2017年5月24日
 パキスタン、パスー
笑いを灯す人
 2017年6月10日
 キルギス、ビシュケクーソンクル湖
摂氏45,1度の異邦人
 6月27日
 ウズベキスタン、サマルカンドーヒヴァーヌクス
世界の終わりとアンダーグラウンド・モスク
 7月5日
 カザフススタン、アウタウ
時の旅人たち
 7月12日
 アゼルバイジャン、バクーーラヒックーシェキ
浴室
 7月26日
 ジョージア、クライシーメスティア
旅のゆくえ
 8月16日
 アルメニア、エレバン
ポータブル・ブコウスキー
 8月29日
 トルコーブルガリアーギリシャーアルバニアーマケドニア
オン・ザ・エンディング・ロード
 9月19日
 セルビアーボスニアヘルツェゴヴィナ・・・

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