最近夢中で読んだ本の話、ローラ・チャイルズ

  • 2009年11月10日
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ローラ・チャイルズ、お茶と探偵シリーズ
「アールグレイと消えた首飾り」
「イングリッシュブレックファースト倶楽部」
サウスカロライナの港街にあるというお洒落なティーハウスを舞台に突然
起こる様々な難事件を解決すると言うお話だが、この中にでてくるお茶の
種類が実に豊富で、しかもお茶の飲み方に詳しいので、読み進めるのが
実に楽しみだ。
いろいろな蘊蓄が出てくるが、例えばこんな風だ。
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龍井茶
中国中部原産の緑茶。ビタミンCが豊富で風味豊か。
色はほんのり山吹色。さわやかでかすかに甘い味がする。
夜に飲んでリラックスするためのお茶で、ストレートの
ホットで飲むとさっぱりした口当たり。
包種茶
台湾の烏龍茶。熱帯のフルーツや花を思わせる香り。
熙春茶
中国茶の一種。香りがよくあっさりしていてまろやかな味が特徴
ルイポス・ティー
ケープタウンの北で栽培。
レッドブッシュとも呼ばれる。
秀眉茶
中国北部原産。口当たりがよくプラムのような風味の
淡黄色のお茶。別名「すばらしい眉」としても知られている。
ラプサンスーチョン
中国南部原産の味わい深い上質な紅茶で、スモーキーな独特の風味。
魚介類のお料理と一緒にいただくのがお薦め。
グームティ茶園のダージリン
昔ながらの味を守った口当たりのいいダージリン。
繊細な香りとかすかなマスカットの風味が特徴。
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初めて聞く名前もある。全く同意できることもあるし、少し異論があるものもある。
しかし、自分ならどうだとか、これは今度絶対飲んでみようとかいろいろ
考えるので楽しいのだ。
又、新しい茶を探してみようとか違った飲み方をしてみようとか意欲が湧いてくる。
ミステリーというよりは茶を楽しみを教えてくれる本だ。

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毎週火曜は最近夢中で読んだ本の話です。