最近読んだ本、「あの川のほとりで」 上、下。

  • 2021年7月9日
  • 3人

ジョン・アーヴィング、「あの川のほとりで 上」。

ジョン・アーヴィングは大好きな作家だ。翻訳をすべて読んだわけではないけど読んだ本
すべてが良かった。
舞台はニューハンプシャー州 コーアス郡。
どんなとこなんやろ? 地図をググってみたら、カナダ、モントリオールの東100kmくらい、
ボストンの北、150kmくらいのとこにある国境の郡。
事件はそこで起こった。
川が複雑に蛇行する土地。ツイステッドリバー。
樵たちの町がある。
流れ者たちが流れ着く場所でも有る。
ある日、エンジェル・ポープが行方不明になった。まだ15歳になっていない少年だ。
マルタの上で働く樵仕事をしていたらしい?
少年はどうなった? 遺体は見つかるのか?
懸命に捜索されるが見つからない。
さて、コックのドミニクは体が小さい。足を引きずってる。荒くれたちに
美味い飯を食わせてる。
家には子どものダニエルがいる。母はいない。母はどうなった。
母には波乱の物語があった。
そしてケッチャム。
彼らの絆はとても硬い。それは何故か?
そして、大事件が起こる。
インジャン・ジェインに何が起こった? 保安官のカールは?
そして、ドミニクとダニエルの冒険の旅が始まった。
冷静に読んでるつもりで、心は二人の味方だ。頑張れ、しばらくは安心か?
敵の姿は見えないか?

ジョン・アーヴィング、「あの川のほとりで 下」。
とても面白い。
ときにとても考えさせられる。
樵たちの荒くれ暮らし、人種差別、田舎の偏見。
男と女の絆。男と男の深い友情。親と子の物語。
人の世の不条理。
生きるっていいなあ。
スピード感があってワクワクする。
ダニー・エンジェルという作家誕生。
ケイティ・キャラハンと出会う。自由奔放な女。ベトナムに行かないために子どもを作る。
ケネディ・ファーザーズって何だ。
カナダと見せかけて住んだボストンで安心が得られるのか?
ある日、邪悪な二人がやってきた。見つかってしまったか?
とうとうカナダのトロントへ。
エンジェルの家族達。
青いムスタングの意味。
空から素っ裸でスカイダイビングで登場したレディ・スカイとは。
そして危険が迫る。
あぶない。逃げろ!
読みながら手に汗を握る。
次を読むのが怖い。
そして、とうとう。
ケッチャムの左手とは。ケッチャムはケッチャムでないと殺せない。
ヘラジカの踊りとは?
とても面白い。
しっかり読んだという手応えが残る。

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