雪の新潟紀行、北越秋山郷を尋ねる旅ー36、白鳥を見に、瓢湖へ向かう。

白鳥を見に、瓢湖へ向かう。

さて、水原の駅についた。すいばらと読む。大阪で事前にチケットを買う際に担当の人が
入力にてこずってはったんで、すいばらって読むんとちゃうんかなあって言ったら、
あっというまに入力完了した。地名の読み方って難しい。ちなみにわしらが出発した駅、
越後寒川はえちごかんがわと読む。これも難しい。乗り換えた駅は新発田、しばたと読む、
これも難しい。
さて、これからが忙しい。ぐだぐだ言うてる暇はない。今から白鳥の湖、瓢湖に行く。
今、16:12頃だ。水原駅から瓢湖まではバスがでてるけど、次のバスは17:42発、この日の
日没は17:06だ。着いたら真っ暗ではないか。ならばタクシーで行ったら、ちょうど
見終わってバスに乗れる。これがいい。バスで10分くらいのとこやから料金もそれほど
高くなないやろう。これで行こう。
しかし果たして、タクシーはあるやろか? それがちょっと心配で駅の写真なんかも
そこそこに駅前を探す。
おった。
駅舎をでたら目の前におった。
すぐに乗り込む。心配することはなかった。
運転手さんからは嫌な情報が。ネット情報などからでも大体はわかってたけど、白鳥の
時期は終わりつつあって、瓢湖に集まってるのは結構少なくなってるらしい。
ついでにわしらの予定を聞いて来る。白鳥の写真を撮ったあと、次のバスにのって
五頭温泉郷まで行くという話をしたら、瓢湖で写真を撮る間待ってるから、この車で
五頭温泉郷まで行かないかと提案して来る。彼にしたらもっともな話だ。
おおよその料金を聞くと、バスには比べるべくもないけど絶対値としてそれほど高額でも
なさそうだ。とりあえずこの提案に乗ってみたら楽で快適なことは間違いないやろう。
てなことで瓢湖に着いた。

日も暮れかけて閑散としてる。
もう誰もいない。悪い予感がするなあ。

これが瓢湖か、初めて来たなあ。

まさか、白鳥なんか居いへんやんか。

0というわけではないけどちらほら見えるだけ。少ないとは覚悟してたけどまさかここまでとは。

白鳥というよりは、鴨かなんか知らんけど水鳥の群生地ではないか。

これだけみたら白鳥の湖どころか、鴨の湖ではないか。
そんなはずはない。いくらなんでももう少し居てるはずだ。

掲示板を見ると本日の飛来数が書いてある。

この2000羽近いのはどこにいてるんや。
よう見たら、夕方帰って来るって書いてある。

このあたりを彷徨いてる間に出会った施設の職員さんにも聞いてみる。

これから日没を過ぎた頃に少しずつ帰ってきますよって教えてくれた。
周辺の田んぼに餌を獲りに行って、ここには寝るために戻ってくるらしい。
ということはまだまだ時間がかかるということだ。
ここで白鳥の帰来を待つしかないではないか。
ということでわしらを待ってくれていたタクシーまで戻り、白鳥が帰って来るまでここで
待つということで、タクシーにはこの後の分をキャンセルして頂いた。
もうしわけないけどしょうがない。
次のバスの時間までここでいよう。

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ありがとうございました。