九度山暮らしのある日、久しぶりに初詣に行った。
さて、一年ぶりに正月の朝を迎えた。
去年は驚愕の出来事を含めていろいろあったけど今年はどうなんやろ?
いい年であってほしい。
とりあえず初日の出でも見に行くか。
九度山の太陽は東からでる。
どこでもそうなんかもしれんけど東の方を見に行こう。
ネットで見たら7時5分くらいが日の出らしい。しかしいくらまっても太陽が出てこない。
うす赤くなってそういう兆しではあるんやけどもう空全体は明るいし、山際もいつまで
たってもぼんやりしてるだけだ。
どうやら劇的な太陽出現にはお目にかかられへんやろと諦めた。
おせちでも食おう。
てなことで、この程度では幸先が悪いとは思わんと飯を食ったら初詣でも行ってみよう。
わしは信心深い方ではないんで初詣もいつも適当にやってる。
行く年もあれば行かへん年もある。
今年は行く年にしよう。
しかし、九度山やったら慈尊院かその上にある丹生官省符神社がご当地になるんやけど
ここは毎日のように行ってるウォーキングのコースなんでなんぼなんでも行き飽きた。
ちょっと違うとこへ。
しかし、ありきたりは嫌やなあ。
てなことで、隣町、かつらぎ町にある「鎌八幡神社」というところへ行ってみる。
そんなに大きな神社ではないけど雰囲気のある趣き深い佇まいにみえる。
結構人が多い。
地元の氏子さん、町内会みたいな人たちも多いようで身内話に花が咲いている。
わしらは、よそもんやけど入らせていただく。
まず入り口に恒例のわっかがある。
どうやって回るか手順を書いてくれてるんでそのとおりにしてみる。
まず左に回って、つぎに右に回って、又左にまわって、最後に直進。
これで今年の運勢は大丈夫だ。
説明では先に見えてるのが「丹生酒殿神社」というらしい。
神社の境内にある銀杏が素晴らしい。
これが黄葉して満開になったらえらい綺麗やろなあ、迫力あるやろなあって思う。
前にブログにアップした九度山の古澤というところにある厳島神社の銀杏に勝るとも
劣らない、たぶん木の勢いからしたらこちらの方が元気なんではないかと思う。
今度、黄葉の季節になったら是非見に来てみようと思う。
本殿の拝礼がすんだら右手の裏の方に回り込む。
こちらが鎌八幡様ということだ。
なるほど鎌が大木に吊り下げられて祀られている。
由来はようわからんけど、願をかけて鎌を奉納すると叶うときは木にささっていくし、
叶わぬ時は抜けていくというらしい。
面倒やからそんな願掛けはしない。
ここでも願は掛けないまでも拝礼だけはして元に戻る。
嬉しいことに酒殿神社という名のとおり、酒の、というか甘酒の振る舞いがある。
甘酒は酒ではないということで車運転中の身ではあるが、頂いてみる。
麹の香りがとても良い。
とても美味しい。
スルメまでおいてくれてるではないか、酒飲みの心がわかってはる。
とても美味しい。
ご馳走さんでした。
今年はきっと良い年になりそうだ。
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ありがとうございました。