九度山暮らしのある日、ある日、突然、ガン患者になってしまった話−23、8人程度の飲み会へ。

8人程度の飲み会へ。

手術後約3ヶ月半、酒を飲む練習はおさおさ怠り無い。しかし、一人でマイペースでチビチビ
飲むのは何の問題もないけど、やっぱり親しい人たちとワイワイ飲み交わす酒に勝るものはない。
そういう状況についていけるかどうか、リハビリの重点課題の一つだ。
てなことで、2人飲み会は1ヶ月後にクリアーした。
3人飲み会も3ヶ月手前でクリアした。
こんどは8人くらいの飲み会かな? 高校の同級生で大阪在住の有志でほぼ毎年やってる
やつだ。
声がかかるとありがたい。
弘法市を見終わったら現場近くに向かおう。

秋分の日と春分の日、1年に2回、この鳥居から太陽が沈む。それに合わせて読経の
僧の行列がすすむ。日想観の仏事があるところだ。

途中でもうひとつ用をすませて会場に向かう。
ほぼいつものメンバーで忘年会が始まる。
さすがに乾杯であってもビールは勘弁してもらう。手術後まだビールはのんだことがない。
医者も酒は飲んでもええけどビールはやめといたほうがええと言うてた。なぜかは
はっきり聞かなんだけど、泡がでるやつは腹がはるから食事が進まんからなんか、
消化を阻害するんか、ようわからんけど、あかんというやつを無理に飲むほどの
もんでもない。元々ビールはそれほど好きではなかったし、他に美味い酒はいくらでもある。
ということで、最初から日本酒を頂く。
銘柄は「天野酒」、河内長野の地酒で有名なやつだ。
とても美味しい。
肴は刺し身や出汁巻き卵、唐揚げその他、注文を仕切る人の好みがよくわかる。
おっさん、爺さんがやると肉、魚が多くなって、野菜が少ない。
飲み会やからまあええか。

高校の同窓会やと話題は昔話しかない。あのこののあんな話。こんな話。
そんなええことあったんやろか?
わしの暮らしは女子が一人だけ、華やかな思い出は皆無やなあ。
羨ましい話を聞きながら時間が過ぎていく。
さけは2杯目、こんどは呉春、さっきよりちょっと甘い目。でも美味しい。
ちっちゃい枡上のいれものにグラスをおいてあふれさせながら持ってくる。グラスの
分が減ったら枡にこぼれたやつを入れて飲むという趣向だ。
全部飲むと1合程度かな?
このペースで飲んでると全然問題はない。
アテも飲みながらやとつい手を出してしまうけど、あんまりパクパク食らわんよう
気をつけてるんで、胃がもたれることはない。
2時間強の宴会は胃の消化能力という点ではなんらの問題なく処理できたのではなかろうか。
酒が合計2合程度ではちと寂しいけど、これで十分酔っ払ってるんで、これはこれで
ええんではないやろか。

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