九度山暮らしのある日、古澤、厳島神社の「恵比寿のお渡り」神事を見た。

九度山暮らしのある日、古澤、厳島神社の「恵比寿のお渡り」神事を見た。

九度山町って結構広い。紀の川に接する平野部から高野山すぐ近くの山間部まで広大な
山野が豊かにある町だ。高野山信仰と熊野詣で昔から栄えた土地も多くていろんな
行事が残っていることがある。
そんな中で、「恵比寿のお渡り」という珍しい神事があると聞いた。
九度山の町から高野山へ参る街道の途中、古澤というところがあってそこに厳島神社と
言う神社がある。ここで毎年夏には「鬼の舞」という雨乞いの神事があるのは知っていて
見に行ったこともある。
同じところで毎年10月の第2月曜に「恵比寿のお渡り」という神事があるのだそうだ。
面白そうやから行ってみよう。
高野山に登る国道端に簡単な駐車場がある。そこに車をおいて古澤の集落に向かう。

自然が豊かで美しいところだ。

もうすでに見物客が集まってきている。集会所の中ではもう神事が始まっているようだ。
人の出入りが多い。
暫くするとザワザワっと音がして恵比寿様が登場した。

さあこれから始まるのだ。

神社までの道中で子どもたちの頭をなでて回ってる。

恵比寿はあんなに笑い顔なのに見た瞬間に泣き出す子が多い。

怖いというよりびっくりしてるんやと思う。泣き顔がとても可愛い。お面をとったら
よく知った近所のおじちゃんかも知れんのにと思うととても面白い。
恵比寿神が背負うのは鯛を模した魚と網カゴ?かな?これも五穀豊穣を願う意味があるのか。

見物客にちょっかい出しながら行列が進む。

厳島神社の鳥居が見えてきた。

この写真の真ん中に聳え立つ巨大な銀杏の木は樹齢数百年らしい。銀杏が色づいたら見に来たいと
思ってるやつだ。
神社の境内でも恵比寿さんは子どもたちのところを回っている。

大きい子は泣いたりしないけど

ちっちゃい子はやっぱり大泣き。

泣いた分だけ元気に育つ、頑張って一杯泣いてくれ。
一通り回ったらお渡り神事が始まる。

恵比寿神が拝礼して、

周りの氏子?たちが笛やお囃子の楽を奏でる。

神社の階段の手前の若モノとその後ろの恵比寿神とペアで声を掛け合ってジャンプするのだ。

小雨の中やから滑って転ぶのもご愛嬌。

ひるまずにまた飛ぶ。

三回、ジャンプするんかな?

これでおしまい。
この上にある神様に奉納された。

めでたしめでたし。
この木が樹齢数百年という銀杏の木だ。

周りには銀杏の実がおちて独特の匂いが立ち込めている。
これが「恵比寿のお渡り」神事、とても興味深い。
しかし、笠鉾といい恵比寿のお渡りといい、段々と携わる人が少なくなってきていて
このままでは存続の危機にもなりかねないという。
貴重な文化遺産やからなんとか頑張って残していって欲しいと思うし、こういうのは
工夫次第でとても良い観光資源になるのではないかと思う。
そういう面での役所などの活動もお願いしたいものだ。

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ありがとうございました。