九度山暮らしのある日、薪割り暮らしの日々。

薪割り暮らしの日々。

昨年末に大量の廃材を貰った話をした。えらい大量だ。長さ2m弱、直径10cmくらいの
丸太が数百本ある。それ以外に板材もあった。どれも倉庫に貯蔵してたやつらしく
カラカラに乾燥してるんですぐに薪材になる。しかし、そのまま薪ストーブに入れると
部屋のなかにはみ出す。蓋が閉まらん。適当な長さに切らんと使われへん。
丸太材は幸い鉄骨ラックを貸したもらった。そのまますっぽりブルーシートをかぶせて
おいたら暫く保存できる。時間が出来たときに切ろう。

先に板材を処理しようということで、その前に薪棚をDIYで作った。その話もブログにアップした。
それで板材がなんとか処理できたころ梅雨に入った。
連日雨が続く。
やっと梅雨が明けたと思ったら連日の猛暑が始まった。
そやけど、そろそろ丸太を切り始めんとあかん。もう薪棚には入らへんからどうしよう。
やむなく地積みで積み上げよう。
電動の丸鋸で一本ずつ適当な長さに切って積んでいく。丸いんで収まりが悪い。
井桁に組んでいくしかないやろなあ。向きを変えながら組み上げたら崩れにくいように思う。
炎天下にこれをやるのはとても大変だ。いっぺんに熱中症になってしまう。

ちょうど、薪を積む場所のあたりは午前11時くらいまでは日陰になってる。その時間帯に
2時間弱くらいの作業でできる範囲でやっておれば熱中症にならずになんとかなりそうだ。
1本を大体5つくらいに切り分ける。適当やから長さはバラバラ、一々測ってられへん。
直径が大きいんでノコを木をグルグル回しながら切っても届かん場合がある。ねじったり
叩いたりして切り落とす。
長くて重いやつを取り出して、台に載せて切る。4回切ったら5つになる。ただこれだけの
ことやけど、日陰でやるんやけどこの気温の中でやると結構しんどい。
水分補給しながらやらんと体が持たん。
切ったら積んで行く。

毎日これの繰り返しだ。
ある時、そこに蝶々が飛んできて木の上の止まった。

こういうのは何度もあるんやけど見に行ったらすぐに逃げてしまう。野生の生物は敏感だ。
わしらは見られてくらいではサクサクと体が動かへん。
多分襲われてもよう逃げんくらいだ。
こないだ、神社の階段で大きなガマガエルを見つけた。あんまり身動きしない。後で写真を
とろうとそっと横を通って帰りにポケットからカメラをだした。
その瞬間、さっと横の藪に逃げてしまった。見事な動きだ。
姿形は醜いけど存在感は抜群やったんで写真を撮りそこねたのはとても惜しかった。
それはええけどちょう蝶々の話に戻る。
今回は全く逃げへん。
逃げへんというより動かれへんみたい。まさか熱中症ではあるまいに。
多分、羽化してすぐやったんとちゃうやろか? 羽化してすぐやから動きが鈍い。
あるいはまだシャキシャキ動かれへんのとちゃうやろか?
それで、そっと棒きれに移して木の茂みのとこに移した。
一時の安らぎやね。
また、仕事再開。
こんなことで行ったいつ終わることやら。

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ありがとうございました。