「京極スタンド」で昼酒を頂く。
先にブログに書いた「泉屋博古館」と「金福寺」の話の前に、一緒に行った友人と
昼飯がてら昼酒を頂こうとしていた。というか、はなから昼酒が目的だったような気もする。
そうなるとやっぱり賑やかなとこの方が選択肢が多い。西院からやから市バスに乗って
一旦四条河原町まで出てみた。やっぱりインバウンドさんたちが一杯いてはる。
とにかくこういう方たちを避けながら美味しいお酒とアテにありつきたい。
てなことで、前から気になってた「京極スタンド」さんを覗いてみる。
ほほう、一杯飲み屋のような、定食屋さんのような街角食堂のような、ようするに
わしの好きな感じの佇まいではないか？
中に入る。古ぼけた店内、でも丁寧に磨き上げられている。昭和の空気に満ちてるではないか。
丸テーブル席がいくつかと、面白い事にカウンター席ではなくて細長い幅の狭い
テーブルの両側に何人も席を作れるようになっている。一人客や、二人客、３人客などは
そこに向かい合わせに座って、相席でどんどん詰めていく。
これは面白い。とても良い考えだ。相席しやすいし、一人でも入り易い。顔を突き合わせる
ように目の前に友達がいてるけどこれはこれで面白い。
メニューは壁に貼ってあるのを見る。
酒のアテも沢山あるし、定食みたいなのも充実してる。
もちろん酒もある。
居心地が良い席で大ジョッキ、乾杯。
アテが来るが早い。まず、生寿司。
早いけど美味しい。なかなかええやんか。
次は、すじ肉こんにゃく煮込み
これも美味しい。よく煮込まれてる。
そして、鱧天。
やっぱり京都は鱧天やで。とても美味しい。
ここまではビールと一緒に一気にたのんだやつ。
ここの大ジョッキはとても大きい。飲みごたえがある。それに合わせるとなると
昼の空腹も含めてもうちょっと食いたい。
何にしようか迷ってると、横の人がアドバイスをくれる。何となく知らんモン同士でも
話がしやすい雰囲気だ。それをきっかけに又話がつながる。
こういうのがええんやね。
で次に頼んだのが、イワシ天。酒飲みの常道ではないか。
とても美味しい。サクサクカリカリ、ビールのアテに最高である。
ついでにシュウマイ。
これもわかり易い味だ。とても美味しい。
ご馳走さんでした。
食べ終わって、飲み終わって。
入って来はる。そして当然のことのように相席にすわって当然のことのように悠々と
飲んではる。だれも居心地わるそうではない。盛り上がりを強要する人も居てはらへん。
ちょうどええ距離感が漂ってる。こういう雰囲気は一朝一夕にできるもんではない。
長い時間をかけて、店だけではなくてお客になってきた先輩たちが培ってきたもんやと
思う。ありがたいことだ。
ここは絶対又来よう。
店名 「京極スタンド」
ジャンル 居酒屋、洋食、和食、食堂
住所 京都市中京区新京極四条上ル中之町５４６
電話 075-221-4156
営業時間 12:00-21:15
定休日 火曜日
メニュー 日本語
言語 日本語
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ありがとうございました。
昼総合点★★★☆☆ 3.8
