キューバ音楽とコロナビール

  • 2010年10月29日
  • 音楽
  • 1人

あるところでキューバ人の若者と知り合った。
折角知り合ったけど、事情があってもう帰国するのだそうだ。
「さよならパーティのような演奏会があるけど行く?」
その人の友人に教えられた。
「面白そうやから行くわ」
時間を聞いたら夕方9時前くらいから朝の5時までやるそうだ。
友人と3人で行く事にした。
「朝まではおられへんで」
「あした仕事やからはよ帰らなあかん」
「10時くらいまでおろか」
それでできるだけ早い目に行った。
「ブエナビスタソーシャルクラブ」をもう一回きいてキューバ
音楽の予習もしておいた。
ぼちぼちと人があつまりかけている。
音楽も良い雰囲気だ。結構期待がたかまってきた。
「コロナビールを飲もう」
キューバビールというわけではないが雰囲気に合いそうだ。
細い瓶の口には約束通りライムの切れ端が突っ込んである。
こいつをグイって瓶の中に押し込んで瓶のまま飲むのだ。
なかなか旨いと思うが、これは雰囲気のせいだろう。
薄いので沢山のめる。
しかしなかなかバンドのメンバーが来ない。
「いつになったら始まるんやろう」不安になってきた。
朝5時までの演奏会に始めだけ行こうなんて考える方がまちがってた
みんなオーバーナイトを目指しているから、きっと始まりなんて
気にしてないのだろう。
結局残念ながらキューバ音楽は聞けなかった。
コロナビール、写真に映ってないなあ。

cuba101029

毎週金曜は酒や茶に関する話です。