さて、編集が出来て、印刷屋さんも目処がついた。では、印刷。
その前に少しやることがある。私家版とは言え、図書コード、ISBNとJANコードを
取得しようと思っているのだ。書店にならぶ本にはこれが絶対に必要なんやけど
自費出版本は書店にならばないんで必要はない。そやけど、やっぱり本を出したと
いう証に世の中に正式の登録しておきたいという気持ちがあるのと、書店には
置いてもらわれへんけど、アマゾンとe委託販売契約をして年会費を払ったら
書籍として販売してもらえるのだそうだ。図書コードを取得する費用は約3万円。
方法は難しくない。「日本図書コード管理センター」のホームページにアクセスしたら
丁寧に説明が載っている。
覚悟が決まったら、申請フォームに入力する。
手順通りに入力が終わると、事務局より確認のメールが届く。手順通りにやれば何の問題もない。
その後2、3日すると事務局から電話がかかってきて、本人確認と内容確認をされる。
やましいことがなければ(あるはずがないけど)何の問題もない。
注意するのは個人出版の場合、出版者として個人名を登録するのか屋号を登録するのかと
いうところだ。屋号は法人登録してあるひつようはないんで重複してなければ何でもええ。
個人情報の観点から屋号の方がよさそう、迷ったけど面倒なんで個人名にしてしまった。
電話が終わると、数日して登録料納付の案内メールがくる。
ISBNとJANコードの2種類の支払いが必要だ。ISBNは1回限りやけど、JANコードは3年に
1回更新の必要があるらしい。
てなことで登録が完了。実に簡単だ。
その後、メールで付与されたコードが送られてくる。
そのコードの中に自由に番号がつけられる部分があって、1桁の登録やと10冊発行できる。
2桁の登録やと100冊発行できるという仕組みになっている。本の名前とこの番号は
出版者が管理する必要がある。
なんだかんだで ISBNとJANコードが出来た。
すばらしい。
で、安心するのはまだ早い。
これをバーコードにして印刷するというルールが決まっている。ネットで探すと無料で
バーコードに変換してくれるツールなどがいろいろでている。しかし、それをデータと
して貼り付けた場合、バーコードリーダーですんなり読めるかどうかとても心配だ。
もう少し調べると、ようできたもんで印刷用のEPSデータを作ってくれる会社がある。
「日本図書コード管理センター」のホームページでも紹介されてるんで安心感がある。
どこでも1点3000円ほどで作成してくれるんでリーズナブルと言える。
さて、これを裏表紙の所定の位置に貼り付けて完成だ。
万全を期して、も一回データをチェックする。
まだ細かい間違いがあった。あきませんなあ。
折角のバーコードも家庭用のプリンターでは少し滲みがでてる。バーコードリーダの
アプリで読んでみてもうまく読めない。印刷ではうまくいくやろか?
ちょっと心配やけどプロやからちゃんとやってくれるやろ。
いよいよ腹を決めて印刷に出す。
試し刷りをやってみますかと聞いてくれる。なるほどそういう手があるのか?
多分、オンデマンド印刷やからできるんとちゃうやろか? オフセット印刷やったら
版ができてしもたらそれまでの気がする。
思いの他ええ出来だ。バーコードもちゃんと読める。
中をパラパラと見る。
家庭用プリンターでプリントアウトしてたんとえらい違いだ。
多分、ええもんが出来たんとちゃうやろか?
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ありがとうございました。