岩城けい、「ジャパントリップ」
オーストラリアにあるローランド・ベイ・グラマー・スクールでは毎年数日間
日本にホームステイ旅行をする。日本からもオーストラリアに来る。交換留学だ。
初めてのニッポン、オーサカで、ガイコクゴを使う。
楽しい。けど緊張。
迎える大阪のお母さんたち。どうしよう。できるだけ普通に・・・、できるかしら。
まるでSNSのレビューのよう、あるいはブログの一場面のよう。エッセイのようで
やっぱり小説。ガイジンのこどもの目線で物語が語られる。
とても面白い。
慣れない食べ物、慣れない暮らし。子どもにも葛藤はある。
電車通学自体が大冒険。
何年か前に、アメリカ、シアトルの近くベリンハムって街でグループ展をやった
ことがあって、その時に近郊の中学校で墨絵の描き方を紹介する機会があった。
下手くそな英語、こどもに教えるって? 文化の違いから?
いろいろ戸惑いがあるけど楽しかった。子供の好奇心が刺激になる。
その後、オーストラリアのダーウィンにもグループ展で行く機会があって、
やっぱり近郊の中学校で同じような機会があった。
下手くそな英語、こどもに教えるって? 文化の違いから?
戸惑いながらも、いい勉強になった。
個人の暮らしで異文化がふれあうってとても良いと思う。
ジョー・ネスボ 、「スノーマン」
ハリー・ホーレはオスロ警察のベテラン警部だ。優秀であるが、問題人物でもある
らしい。むかし、有名な連続殺人事件を担当してマスコミに話題になったこともある。
ある日、女性が忽然と姿を消した。その後には雪だるまが。
何かおかしい。
そんな事件が多すぎる。
そして、奇妙な殺人が。
あるひ、ホーレの元に手紙が届いた。昔の事件と関係があるのか?
ホーレの元には新人の刑事が配属されてきた。美人で優秀だ。
2人には徐々に犯人を追い詰めて行く。
本当に?
不思議な病気の男が見つかった。不治の病にかかった男だ。
彼は事件に関係があるのか?
ハリーの身辺にも疑惑が?
彼自身か? 誰か知り合いが怪しいか?
様々な問題を含んだまま、事件は二転三転していく。
とても面白い。
冬のオスロの街が生き生きと立ち上がる。行ってみたい。
果たして雪だるまを作ったのは誰なのか?
真犯人は誰なのか?
犯人の企みとは?
ハリーはアルコール依存症を断ち切れるのか?
飲まんとやってられへんことばっかり・・?
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ありがとうございました。