とうとう愛車チェロキーがだめになった

1999年に新車で買ったからちょうど18年乗ったことになるやろか、わが愛車
ジープチェロキーがとうとう動かんようになった。長いこと乗ったなあ。
買うた頃はまだ現役バリバリで意気盛んな頃やったんで、4000ccのエンジン積んで
ブォーンてアクセル踏んだら一瞬で数百メートル先までぶっ飛んでいくような
車を手にいれて嬉しくてしょうがなかった。片道20以上の通勤距離も車でバリバリ
行ってしまってた。リッター4、5kmしか走らへん、毎日高速代いるしと、何ちゅう
浪費をしとったんかと今から思えば冷や汗まみれだ。
その上、マフラーを変えたらアクセル吹かした時にボーボー言う。それだけで
嬉しがってた。リアの板バネ変えて、フロントのコイルバネ変えて、スピーカーを
2wayにして、なんじゃらかんじゃら、改造しまくって(合法的に)、どんだけ
お金を使ったんやろ?
それで別に乗り心地は良うならへん。自分でカッコええと思てるだけのアホらしさ。
それがいつの間にかどんどん車に乗ることに興味がなくなっていって、それでも
この車に対する愛着だけはあって乗り換えるには忍びずにここまできた。
いつまでも金食い虫やけどどっかええんよね。
凸凹でもぬかるみでも雪まみれでもどこでもガンガン走るタフさがたまらんし、
アメ車の癖に故障しない。外車は修理代が高いんで維持費がかさむけど、この車の
場合はこんだけ乗ってほとんど故障知らずやった。
ゼロとは言わんけどこの手の車にしては少ない方だ。国産車に乗ってた時の方が
ずっと故障が多かった。
しかし、年金暮らしになると、車検や税金、燃料代など維持費の高さがググッと
コタエてくる。かなわんなあと思いつつも買い換えるきっかけをよう見つけずに
ずるずると日を過ごしてきた。なんせ壊れへん。ベンツに追突されて相手さんは
フロントがグシャッとなってたけどわしの車はほとんど傷もないくらいやった。
ところがある日、駐車場から数メートル動かしたところでビタッと止まってしもた
らしい。
どうやらこいつももうそろそろリタイアしたかったんちゃうやろか?
わしもポンコツになったけどこいつもじわじわポンコツ化しとったんやわ。
ちなみに修理を見積ってもらったら、動かすだけで10数万円、あとは幾らかかるか
わからへんというような状態やった。
やっぱりこいつももうしんどいんやわって思った。

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しかし、見た目はまだまだしっかりしてる。
廃車にするんで写真を撮りにいったら、涙が出そうになった。

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たかが車、されど車やね。
生活スタイルとしては車はもう全く重要ではないしできたらいらない暮らしをしたい
とおもってるけど、それとは関係なくこだわりまくって愛用してたモノに対する
執着はすてがたいものなのか。
あさましい。
でも、モノを見てたらもったいない。まだまだイケそうやんか。

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ありがとうございました。