煙草は燐寸で

最近、海外に行くと、煙草を吸うのが不便になった。行きも帰りも、入った先の国内線でも
ライターは絶対取り上げられる。
そうなると、ホテルの燐寸を使ったりして、燐寸で吸う機会が多くなった。
元々、燐寸をすって、煙草に火をつけるときの臭いや雰囲気が好きだったので、日本でも
燐寸で吸ったらええやんかと思うようになった。
しかし、日本で燐寸を備蓄しておくのは結構難儀だ。
昔は喫茶店に行ったら必ずその店の名前の入った燐寸がおいてあったので、幾つか貰って
帰っていた。食堂やレストランに行っても同じだった。「燐寸下さい」といったら専用の燐寸
を用意してる店が多かった。まして、ホテルや旅館などは必ず燐寸を置いてあった。
しかし、最近は違う。喫茶店や食堂などはまず置いていない。ホテルなどでもせいぜい小さな
紙燐寸だ。あれは使い難い。
煙草屋さんですらおいてなくて、偶にあっても結構高い。
「これやったら、常時燐寸で煙草を吸うのは無理やなあ」と思っていたら、100円ショップで
燐寸を売っているのを発見した。
しかも大型の箱入りだ。
これやったら備蓄可能だ。
それで又最近は燐寸と煙草を持ち歩くようになった。
まあ、そうやっても何か得するわけやなくて、ただのこだわりだけやから世の中には何も
寄与しない。
だれも、感心してくれない。あたりまえだ。
粋がって燐寸で火をつけても、誰も見ていない。
しかも燐寸が切れたら、誰かに、
「すみません、ライター貸して下さい」と頼むしまつだ。
それでも、此の藍染の袋に煙草と燐寸をいれて持ち歩くのだ。

matti100802

毎週月曜は、こだわりのモノの話です。