今は、九度山に行ったり、堺に戻ったりして暮らしている。ある日、九度山から
堺に戻って、いつものように何のためらいもなくパソコンのスイッチを入れた。
??? 〇△×〇△・・・・、ウンともスンとも言わない。元々モノを言わないん
やけど、今回は異常だ。スイッチが入った印のブルーのLEDもつかない。
一瞬、えっ何が起きた? 何度も押してみる。いろいろケーブルの接触を調べて
みる。何も異常はなさそうだ。
だんだん、何かえらいことが起こってしまったと言う事態を納得しつつある。
冷静に、冷静に・・・。
かくなる上は本体をバラしてみよう。実はノートパソコンではなくてデスクトップ
パソコンを使っていたのだ。バラすときは少々楽ではある。
しかし、中は見た目になんともない。スイッチ周りの半田が外れてというような
安易な事は起きてない。
事態はもっと深刻かも知れん?
或いは簡単にスイッチが壊れてるだけかもしれん?
心はゆれる。
ちょっと手詰まりだ。修理というとどうなる? ネットで調べて見る。
ほう、やっぱり最近はパソコン時代だ。老いも若きもパソコンをさわってる。
わしら現役時代にはパソコンを触って使い始めてもらうのにあんなに苦労した
のに、今や必需品になってるではないか、そういう時代やからこそ、修理屋
さんは山ほどいるようだ。とくにデータが無くなったとかいう対応が多いみたい
やけどハードの修理もちゃんとある。
持ち込みも出張も遠距離もなんでも対応してくれる。
すごいなあ。
では、ええか悪いかわからんけどとりあえず近場の店に相談に行ってみよう。
いきなり行ってもすぐに対応してくれた。
状況を説明するもその場で解決するわけもない。一旦預けてチェックして見積もり
から始まる。
すると、特急料金というのがあるらしい。通常は受付順でチェックから行う、
今で20人くらいの待ちがあるらしい、しかし5000円の特急料金を払うと今すぐ
からチェックを始めるという。その上で部品交換等が発生すると部品の入荷待ち
とはなるが、修理作業も優先されるという。
これはぐらつくなあ。3日後には旅行に出るんで直ぐに出来へんのやったら、ゆっくり
でもいい、悩ましいけどアンタが優先やでという言葉に弱い。
とりあえず特急コースでお願いする。
預けたのは13時過ぎ、すると夕方までには電話が入った。
期待してたスイッチ不良ではなくて、マザーボード交換が必要という。1週間は
かかるだろうという。
しかたない。旅行から帰ってから使えるようになるならまあええとしょう。
それで翌日、午後に電話が入った。マザーボードが予想外に早く到着したんで
今日中に修理が完了するという。
これはありがたい。特急扱いでお願いした甲斐があった。
で、その日の夕方には修理完了。
すぐに元通り使えた。
費用合計はけっこう痛い。
これやったらノートパソコンの安いのを新しく購入できたなあって思える値段だ。
一番最初に、買い換えた方がましかなって頭をよぎったのが正しかったわけだ。
でもデータ入れ替えやら、ソフトの再インストール、そのライセンスの入れ替え
など考えると面倒な作業が山のようにあるし、いつまでもつかわからんけど、
一旦元通りなったんならええとしようという気持ちも強い。
料金は法外というほどではないんで2日で完了という結果の方がありがたい。
しかしお金で順番を買うというのは微妙に後味が悪い。たいした内容でもないし
たいした額でもないからと生ぬるく考えてると心も緩んでくるんとちゃうやろか?
ということでやっと元通り。
やれやれ。
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ありがとうございました。