あいも変わらず、東山三条で水墨画の勉強をしたあとのランチ探しは続いている。
で、よく行く近くの古川町商店街をずっと突き抜けたあたりに前にあった店に
変わって新店ができたらしいというのを前に通った時にチラッとみてあって、
心の中にBMしてあった。
今日はそこに行ってみよう。
古川町商店街は東大路通りの１本東側にある。その東側を通りに沿って流れて
いるのが白川で、柳がとても綺麗な風情のある疎水だ。ここを北から１本橋ま
で歩く風景がよく映画やテレビに出てくる。
同じ歩くんやったらそっちの方がええんやけど腹が減ってるからまっすぐ書店街
を下る。通り抜けてしまってまだ続く道の右側に新しい洋風の店があった。
店名はなんか難しそう、ようわからん。
「中勢以月」と書いて「にくづき」と読むらしい。
どうも有名なお肉屋さんがやっている店で熟成肉を食べさせるこだわりの店らしい。
ちょっと敷居が高いかもしれんなあと思いつつ中に入る。
案の定、ちょっとした高級レストランか小料理屋さんとも言えそうな雰囲気の
綺麗なお店だ。
お客さんもわしらのようながさつな感じではない。
しかし、まあせっかく来たんやから美味しいもんをいただいて帰ろう。
メニューを見ると、なるほど拘ってそうな肉料理がいろいろある。お値段も、
そこそこ高級だ。しかもランチセットは単品にオプションのサラダやご飯を別料金
でつけるシステムのようだ。
今日はビールを飲むつもりやから、それを逆手にとって単品だけ、ランチセット
なしでいただくことにする。
豚重ね焼き１１００円。
ビールはよく冷えておいしい。
窓の外には白川の一本橋も見えてええ感じだ。
これが豚重ね焼きなのだ。
とてもおいしい。豚肉そのものが美味しいし、重ねたミルフィーユ感も意外性
があって、食感がいい。油感が少ないんで飽きさせない味わいだ。
タレと塩がきたけど塩でいただくのが美味しいと思う。
場所もいいし、味もいい。
ご馳走さんでした。
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ありがとうございました。