九度山の街でお神楽に出会った

最近、用があって足繁く九度山の町に行っている。それは私用であって、観光
ではない。しかし、行く度に驚くのは、観光客が激増しているということだ。
どうも大河ドラマの影響らしい。
小さな町の小さな路地の隅々まで、地図とカメラを片手にリュックを背負った
老若男女というよりは、殆ど老々男女があちら、こちらと行っては説明を読み、
写真を撮る。これだけ人が集まってるのにお金を落としてもらう受け皿が少な
いのは勿体ないなって思うけど、俄にそういうわけにもいかんのやろう。
特に土日なんかは、旗を持った添乗員さんに従って団体さんが何組も歩いては
るのもいとおかしい。
そんなええとこやったんかいな。
で、そんなある日、町のなかを歩いていると、賑やかな音がする。観光客の賑
やかさとはちょっと違う。ようみたら、お神楽というか獅子舞が町内を回って
はるのだ。ぴーひゃら、ぴーひゃらという笛の音が聞こえる。
懐かしいなあ。子どもの頃はよう見たもんだ。
今でもこうして回ってるのは要望があるからなんやろね。
わしらもやってもらおうかと言う気になった。
ご祝儀は幾らか気になるとこやけど、あくまでも気持ちというんで、年寄りは
小金で許して貰おう。
それでは、と来はった。
笛と獅子舞のお二人でやってはる。

kagura160524

何か楽しい。
踊りながら、祝詞をとなえてくれている。
最後は順番に頭を噛んでもらっておしまいだ。
噛むと言っても本気でがぶりとやるわけではない。獅子舞が大きく口をあけた
時に頭をつっこむのだ。
これで今年はいい年になるはずだ。
実は最近九度山で用が多いのは、月の内、半分位を九度山で過ごす事ができる
よう企みを進めているのだ。準備はちゃくちゃくと進んでいるけど思うように
行かない事も多い。
しかしこれでゲンがよくなったんで、これからはとんとん拍子にモノゴトが転
がりはじめるはずだ。
期待しよう。田舎暮らし。

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ありがとうございました。