ダーウィンの旅プラスあじあを少し-19、「NT Darwin Museum & Gallery」へ

さていよいよダーウィン滞在の最終日になった。明日の未明にダーウィンの空
港から出発するのだ。最後の日と言う事で、わしらがアボリジニの芸術を見た
いと言うリクエストにこたえて美術館、「NT Darwin Museum & Gallery」に連
れて行ってくれることになった。
来て見ると見かけは地味なんで小さな美術館かなって思った。

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中は驚く程広い。テーマ毎に沢山のブースに別れているようだ。それぞれがと
ても広い。
まず何よりもアボリジニアートのブースに向かおう。

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どれを見てもとても楽しい。

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土の香りと豊かな自然の色彩に満ちている。

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木の皮にペインティングした作品が多いようだ。
木や木の皮を使って絶妙に細工した作品もある。
とても力強いダイナミックな情念が伝わってくる。大地と自然の力に満ちている。
こんな情念をアートに込めることができたらとても素晴らしいと思う。

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とても大らかな存在感をひたひたと感じるんやけどスピリチュアルなものや
呪術的なものはあんまり感じへんとはわしの感性が鈍いんやろか。

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見てまわってると結構パワーを頂いたような気になった。
その横には、海洋の自然にまつわる展示がある。

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オセアニアやポリネシアの海に生息する動物たちの様子を表したものだ。

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これだけでも相当なスペースがある。

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その奥に行くと今度は特別展がある。
ドーミエやドラクロア、クールベ等のスケッチ画の展覧会だ。いきなり西洋
が現れてびっくりしたけど驚く事はない。ここも場所は南太平洋にあるけど
欧米諸国の中にいるみたいなものなのだ。
それにしてもこういうのはええなあ。

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とても勉強になる。

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人と人のいる風景が動きと共に鋭く切り取られている。

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こんな絵が描けたらええなあ。
ここを出ると又現実に戻って、今度は船にまつわる巨大なブースがある。

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これもオセアニアやポリネシアの海を巡る海洋冒険の物語だ。

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しかし大きい。
どこまであるんや。
最後はクロコダイルにからんだ新聞記事のブースでおしまい。
疲れた。
けど面白かった。

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ありがとうございました。