最近読んだ本、「平成猿蟹合戦」、「世界一周ひとりめし」、「世界一周ひとりめしin Japan」

  • 2015年5月5日
  • 1人
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吉田修一、「平成猿蟹合戦」
図書館で本を借りて読む生活が続いているけど、利点は沢山ある。まずお金が
要らない。場所を取らない。ネットで発注できるなど。人気の新刊書などは順
番待ちが長いけど待てばええだけの事やから問題無い。欠点は時々、空白が起
きる事だ。沢山予約してても都合良く間断なくくるとは限らない。そういう時
に図書館に行って何かないかと物色してたらこの本があった。
どやろなあ?って読み始めたらえらい面白かった。
単純明快。気分爽快になる。
難しく考えさせたり、すごいけど読むのはしんどいって思わせない。
田舎の島でスナック勤めをしていた女が新宿でホストクラブに勤めてるらしい
と赤子を連れて夫の朋生を訪ねてくる。途方に暮れてるところを友人の純平が
助けた。純平は轢き逃げ現場を目撃して、身代わり犯がいると気がついた。
純平と朋生はこれでお金を盗めるはずだと考える。
強請られるはずの高名なチェロ奏者に豪腕女性マネージャーがいる。この女性
がこれを知る。何とかしないといけない。純平を国会議員にしてしまおうと思
いついた。
さてどうなる?
なぜ轢き逃げを?
なぜ国会議員に?
当選するの?
若い2人はどうなるの?
やくざに国会議員、バーのマダム。いろんな人が絡んで結びついていく。
展開が早い。
話がおもしろい。
何もないけど楽しい。
やっぱり映画になったんやね。

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イシコ、「世界一周ひとりめし」、「世界一周ひとりめしin Japan」
これも同じ日に図書館で見つけた。
「ひとりめし」と書かれると惹かれるものがある。
日本でも外国でも「ひとりめし」の機会はよくある。
特に外国では楽しいけど不安もある。他の人はどうしてんやろと思う事が多い。
今はインターネットの時代だ。「ひとりめし」と言えども事前に調べて行く事
も多い。あそこ曲がってこう行って、やっと着いたら予想と違ってやめとこう
ということもある。高そうで高級そうなレストランはまず入らない。所謂、下
町食道、街角屋台、そんな所が好みだ。ご飯時やのにガラガラやと要注意。人
気が無い店はおいしくない。屋台は水まわりを見る。溜め水は要注意だと思う。
後は清潔度。注文はどうする? 英語や漢字やったら想像がつきやすい。でも
事前にネットなんかで食べ物の名前はチェックしといた方がいい。インド語や
タイ語みたいに文字すら判読できへんときは大問題だ。当たりを見渡して、お
いしそうなんを見つけた勇気をだして指さしせんとあかん。
何よりもいいのは少しでも言葉を覚えることだ。コミュニケーションができた
ら全然違い。珍しいもの、しかも美味しいものに当たる確率がぐんと増える。
皆さん同じようにくろうしてる。
頑張らねばと思った。

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ありがとうございました。